<中小企業しごと魅力発信プロジェクト>

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TOKYO SHIGOTO WAGON REPORTトーキョー・シゴト・ワゴン 実施レポート

第14回 自分の子どものように教育する。教育・育成の優れた企業特集

1社目 株式会社エム・フィールド/11名参加

 エム・フィールドは、アウトソーシング、受託開発、自社サービスなど様々な事業を展開しているIT企業です。今回は本社を訪問し、社長や社員の方々のお話を聞いてきました。  

本社で記念撮影 本社で記念撮影

ツアー内容

社長と社員の方からのお話
 ツアーは、採用担当の坂田巴菜さんの挨拶からスタートしました。   

 「IT企業というと理系のイメージが強いと思いますが、当社には文系の社員が多数在籍しています。ですから、文系出身でも肩身が狭いということは全くなく、意見があれば若手でも、ベテランでもどんどん発言できます。実際、私たち若手から社長に直接提案できる機会もあるなど、とても風通しの良い会社です」

 坂田さんは自社をそう紹介すると、採用担当者としての視点で就職活動のアドバイスもしてくださいました。

 「まずやるべきことは徹底的な自己分析です。子どものころはこんなことが楽しかったとか、こんなことに嬉しさややりがいを感じるといったことを洗い出してみてください。そうすることで、世間体や会社規模に惑わされることなく、自分の価値観で企業選びができるようになりますよ。また、会社の雰囲気はインターネットだけでは分かりませんので、会社説明会やOB訪問などを活用してください」

 これから就職活動を迎える学生たちだけに、坂田さんの話に耳を傾ける表情は真剣そのもの。続けて、依田朗社長が会社概要を説明してくださいました。

 「IT企業の業態は、ハードウェア、ソフトウェア、インターネット、通信に分けられます。当社はシステム開発、Webサイトの制作、大手通信キャリアのサービス運営などを行っているので、ハードウェア以外、全ての分野に進出していることになります。それにこんなのも開発しているんですよ」と言って提示したのが、「HiTAP®」というデジタルスタンプサービス。スタンプデバイスをスマートフォンにタッチすればスタンプが押せるという、飲食店等のポイントカードやスタンプラリー、それからクーポン券の消込みなどに利用されているといいます。

 「当社がなぜ様々な事業を展開しているかというと、それはお客様の『wants』を実現することに重きを置いているからです。例えば、時代の変化とともに取引が複雑になっている大手銀行から、こんなシステムを作りたいという要望があれば、その実現に注力しますし、また通信キャリアのお客様がこんなサービスを立ち上げたいと相談してくれば、その企画や運営に邁進するというように、常に顧客のニーズに応えていくことで様々な分野に精通するようになっていったのです」

 お話の最後に、学生たちへメッセージを送っていただきました。

 「就職活動はとても大変だと思います。私も就職活動中は、何度もあきらめかけたものでした。それでも決して逃げ出すことはありませんでした。もし、皆さんがそんな気持ちになったなら、そのときは、どんな自分になりたいのか将来像を思い描いてみてください。そうすれば、希望に向かってポジティブに歩んでいけるはずです」

グループワーク
 依田社長のお話が終わると、今度は3グループに分かれてワークを行いました。テーマは「エム・フィールドの採用キャッチコピーを考えよう」です。社長や社員の方々とのお話を通じて、エム・フィールドの魅力を探し、それぞれ「居心地が良く成長できる会社、エム・フィールド」、「誰でも誰ともいつまでも」、「お客様のwantsと社員のwantsを実現するチームの一員にあなたも!」というキャッチコピーを発表しました。  

 「どれも良いキャッチコピーです。就職活動をしていく中で、その企業の魅力を見つけたいと思ったら、今回のワークを自分でやってみると良いかもしれません。ぜひ、役立ててください」(依田社長)

 2時間の会社訪問はあっという間に終了。最後は坂田さんの挨拶で締めくくられました。

 「当社ではシステムエンジニア、ウェブディレクター、営業など様々な職種を募集しています。興味があったら、ぜひまたお越しください」

  • 事業紹介とともに自身の就職活動体験についてもお話いただいた依田朗社長事業紹介とともに自身の就職活動体験についてもお話いただいた依田朗社長
  • 「HiTAP」を試す学生たち「HiTAP」を試す学生たち

学生の声

 参加した学生からは「文系だから視野に入れていませんでしたが、IT企業にも興味が沸いてきました」という感想や「雰囲気の良い会社だった。自分の目で見ないと分からないことなので、足を使って就職活動をしていきたい」といった意見が出ました。それぞれ実りのあるツアーになったようでした。

  • 社員の方々と一緒にキャッチコピーを考えました社員の方々と一緒にキャッチコピーを考えました
  • 社員の方々の前でキャッチコピーを発表社員の方々の前でキャッチコピーを発表

2社目 森平舞台機構株式会社/12名参加

 森平舞台機構は緞帳(どんちょう:舞台と客席を区切る幕)、照明、回り舞台や床の昇降などの舞台機構を製作する会社です。今回は本社を訪問し、社員の方々のお話を聞いてきました。   

本社で記念撮影 本社で記念撮影

ツアー内容

代表と社員の方のお話
 ツアーは、社内見学からスタート。舞台設備の導入や更新を提案する営業のフロアや、CADを使って機構設計をする技術部のフロアなどを一通り見て回ったところで、森健輔代表からの挨拶がありました。   

 「舞台機構といってもピンとこないかもしれませんね。でも、皆さんきっとどこかで見ているはずです。コンサート会場や観劇に行くステージ、あるいは舞台を照らす照明や背景のセットなどを吊るためのバトンやワイヤーを設計・設置、さらには演者が舞台の下から出てくるための『迫り』といったものまで製作しています」

 森平舞台機構の創業は1906年といいますから、明治時代から今日まで歴史を刻んできた老舗企業です。

 「祖父が浅草の花川戸で創業したのが始まりです。当時は浅草かいわい、中でも六区は芝居や歌謡ショーの劇場がたくさんあってにぎわっていました。そうした劇場の舞台装置を作っていたんです」

 森代表が入社したのは30年ほど前のこと。技術を身に付けるのに苦労したといいます。

 「工具の使い方どころか名前も知らないところから始まったので、それは大変でした。そして、職場は職人気質の方々ばかり。聞きたくても聞けないような状態でした。これではいけないと、私の代になってから様々な教育制度を導入してきました。私の話の後に当社独自の教育を受けてきた若手社員が出てきますので、ぜひ話を聞いてみてください」と、技術部の都築雄一さんにバトンタッチ。

 「入社したらまずはビジネスマナーやジョブローテーション型部門別の研修を1か月にわたって受講します。もちろん、これで全てを吸収というわけにはいきませんから、その後はOJTでしっかりフォローをしていきます。OJTでは、メンターというサポーターもいて、まるで兄や姉のように親身になってプライベートなことまで相談に乗ってくれるので安心して働ける環境です」

 研修のメインとなるジョブローテーション型部門別研修について、昨年の9月に入社した増子紗織さんが説明してくれました。

 「営業が行っている舞台機構の提案を実践的に学ぶほか、図面を起こす設計、機構を取り付ける施工、そして取り付けた機構の点検やメンテナンスをする保守など、一通りの部門を経験します。入社した直後は右も左も分からない状態でしたが、この研修のおかげで会社のことや仕事の流れが理解できるようになりました」

 増子さんのお話が終わると、会社の歴史や社員の方々の声がDVDで紹介され、引き続きグループワークが開かれました。

グループワーク
 ワークのテーマは「森平舞台機構のキャッチコピーを考えよう」。社員の方々のお話を参考にしながら「伝統を支える縁の下の力持ち」、「伝統と共に進化していく」といったコピーを発表しました。森代表が「当社のことを真剣に考えていただき、大変勉強になりました。参考にして引き続き企業努力していきたいと思います」と話し、最後は営業統括の森大(ひろし)取締役からの挨拶で締めくくられました。

 「当社が100年以上も続けてこられたのは、ご紹介した教育制度のように時代の変化に合わせて対応できる人を育ててきたからです。これからも時代に合わせて変化をしていきます。本日のシゴト・ワゴンを通じて少しでも皆さんの今後の参考になれば幸いです」

  • 挨拶をする森健輔代表挨拶をする森健輔代表
  • グループワークに参加していただいた社員の方々グループワークに参加していただいた社員の方々

学生の声

 参加した学生からは「自分の知らない仕事がまだまだあると感じた。視野を広げて就職活動をしていきたい」といった意見や「事業内容や福利厚生だけでなく、教育制度にもきちんと目を向けようと思った」といった感想が出ました。それぞれ、就職活動のヒントを得られたようでした。  

  • どんなキャッチコピーにしようかと相談どんなキャッチコピーにしようかと相談
  • 締めの挨拶をしていただいた森大取締役締めの挨拶をしていただいた森大取締役
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