<中小企業しごと魅力発信プロジェクト>

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TOKYO SHIGOTO WAGON REPORTトーキョー・シゴト・ワゴン 実施レポート

第12回 毎日が充実。毎日が楽しい。女性がイキイキと活躍する企業特集

1社目 タマノイ酢株式会社/16名参加

 タマノイ酢はお酢やビネガードリンクを製造・販売しているメーカーです。「はちみつ黒酢ダイエット」や「すしのこ」といった商品を知っているという人は少なくないでしょう。今回は東京本部を訪問し、社員の方々のお話を聞いてきました。  

社員の方々と記念撮影 社員の方々と記念撮影

ツアー内容

社員の方からのお話
 ツアーは、採用を担当している山田亜未さんのお話からスタート。まずは企業概要から御説明していただきました。   

 「今ではビネガードリンクというのも珍しくありませんが、『はちみつ黒酢ダイエット』は今から20年ほど前に開発された商品で、当時としては画期的なものでした。当社はこうしたBtoC(一般消費者向け)の事業のほか、おすし屋さんにお酢を販売するなどのBtoB(企業間取引)の事業も展開しています」

 同社の事業内容をそう紹介してくれた山田さんは、若手が活躍している会社だと話を続けます。

 「新商品の開発など、若手のうちからチャンスがある会社です。私が入社して2週間で任されたのは、大学生の前でタマノイ酢を紹介するという大役でした。確かに緊張しましたが、そこで社会人としての自覚が芽生えましたし、ある意味での自信にも繫がりました」

笑みを浮かべ、学生たちの前に立つ山田さんは、入社2年目と自己紹介。学生たちはその堂々たる話し方に驚きを隠せない様子。

「もう一つ特徴的なお話をすると、当社はコミュニケーションをとても大事にしている会社だということです。それを表す取組の一つが、一人ひとりに専用のパソコンがないという仕事スタイルです。一般的には出社すると自席のパソコンを立ち上げて仕事をスタートするということになるのでしょうが、当社ではパソコンを使いたいときは共有のパソコンが置いてある所へ行って仕事することになります。そこで鉢合わせた人と挨拶を交わしますし、今の業務の話などが自然発生的に出てくるんですよね」

『仕事は顔を突き合わせて会話することから始まる』という基本的な考え方に基づく同社の企業風土だといいます。

グループワークと座談会
 お話を聞き終えると、業務フロアや山田さんがお話していたパソコンコーナーなどを見学し、グループワークに移りました。内容は、タマノイ酢のビネガードリンクと、他社のビネガードリンクを飲み比べて、どちらがタマノイ酢の商品なのかを当てるというもの。学生たちは、2グループに分かれて味見。とても難しそうでしたが、他社商品は男性向け、タマノイ酢の商品は女性向けに開発されたというヒントで何かを感じたようで、「Aのほうは香りがストレート。Bはほんのり甘みがする」、「Aは味が強いけれど、Bはごくごく飲める感じ」などと、学生たちはその違いを口にしていました。意見を出し合った結果、どちらのグループもBがタマノイ酢の商品という正解を言い当てました。学生からは「普段口にしている商品が男性向けに開発されたものなのか、女性向けなのか意識したことがなかった。そうしたマーケティングの視点で商品を見ると面白い」といった感想が聞かれました。  

 最後に、社員の方々との座談会が開かれました。入社3年目で採用や広報を担当している髙嶋智子さんは、女性が働く環境について話してくださいました。

 「女性だから責任ある仕事を任せてもらえないということはありませんし、逆に女性だから特別待遇を受けるということもありません。男女関係なくフラットに仕事ができるので働きやすいです。女性の上司も少なくありませんし、そうした方たちが子育てをしながら働いているのを見ているので、自分も不安なく働けています」

 座談会は30分ほどで終了。最後に髙嶋さんから挨拶の言葉を頂きました。

 「就職活動をしていると、企業に選ばれたいという気持ちが強くなってくると思いますが、就職活動はマッチングの場だと考えています。内定が取れなかったとしても、相性が悪かっただけ。そんなときも、気を落とさず色々な企業を見て回って、自分に合った会社を探してください」

  • 会社説明をする山田亜未さん会社説明をする山田亜未さん
  • 会社見学の様子会社見学の様子

学生の声

 参加した学生からは、「専用のパソコンがないというのが印象的だった。色々な考え方の会社があるんだと思った」といった感想が聞かれました。また、「入社2年目や3年目で、あんなにしっかりと会社のことを説明していて驚いた。私も人前でも堂々と話せるような社会人になりたい」と話す学生がいるなど、それぞれが良い刺激を受けたようでした。

  • タマノイ酢の商品を当てるために飲み比べタマノイ酢の商品を当てるために飲み比べ
  • 最後の挨拶をしていただいた髙嶋智子さん最後の挨拶をしていただいた髙嶋智子さん

2社目 株式会社トーリツ/16名参加

 トーリツは葛飾区・江戸川区を中心とした地域で、訪問介護・訪問看護や居宅介護支援、デイサービス、サービス付き高齢者向け住宅・グループホームの運営、福祉用具の販売などを手掛ける会社です。今回はそんなトーリツの本社を訪問し、社員の方々のお話を聞いてきました。   

社員の方々と記念撮影 社員の方々と記念撮影

ツアー内容

鈴木恵里子社長と社員の方からのお話
 ツアーは鈴木恵里子社長の挨拶からスタートしました。   

 「当社には今回のツアーのテーマのように、イキイキと働いている女性が多いです。そうした女性をバックアップしたいという思いから様々な取組をしてきた結果、東京都のライフ・ワーク・バランス認定企業にも選ばれました。本日は、そうした当社の取組やちょっとした介護体験もしていただきますので、ぜひ、色々なことを吸収してください」

 続けて人事総務課の大野雅司さんから、トーリツが展開する具体的な事業内容や様々な取組についての説明がありました。

 「平成29年9月1日現在、当社には230名の女性と42名の男性が在籍しています。実は従業員の約4分の1が、小学生以下の子どもを育てながらの勤務です。そうした従業員をサポートする取組の一つが社内保育制度です。ワーキングママにとって、保育園に入れられるかどうかは大きな不安の一つ。そこで保育園に入れない1歳~未就学児のお子さんを当社のスタッフが預かるという制度を設けたというわけです。この制度のおかげで安心して復帰できたと話す従業員が少なくありません」

 さらに子育て世代は、様々な手続きで役所に行かなければならない、子どもの予防接種等々、いずれも有給を取るほどではない用事が多い。そんな社員のために設けられたのが、上司に承認を得たうえで1~2時間外出ができる『中抜け制度』です。これが実に実用的で好評です。さらに通常9時~17時出勤のところを、例えば11時~19時出勤に変更できる『スライド出勤制度』などもあるといいます。

 「このように一人ひとりの事情に合わせた働き方を提供しています。今後もより働きやすい環境を整備していきます」

介護体験と座談会
 続けて、現場で働いている稲尾直實さんによる介護実習が開かれました。

 「ポイントは、何でもかんでもこちらがやってあげるのではなく、できることは御自身にしてもらうことです。それともう一つ大事なことが、ボディメカニクスを理解して、有効に使うということです。これは人間の関節、筋肉、骨などがどう動くのかを理解し、利用者さんを持ち上げたり支えたりするときにもっとも効率的なサポートをする技術です。まずは、簡単にお手本をお見せします」

 そう話すと稲尾さんは、右半身が麻痺しているという設定でベッドに仰向けに寝ている従業員の方を、ボディメカニクスを使って身体を起き上がらせ、ベッドのヘリに座らせるという技術を実演してくれました。

 「ボディメカニクスの大事な考え方の一つに、支持面積というものがあります。簡単にいえば、面積が広ければ広いほど安定し、狭いと不安定になるというもの。この考えを念頭に置いて、まずは自分の支持面積を広くするために大きく足を開きます。次に『今日は天気が良いので散歩に行きましょう』などと声掛けしながら、左足の膝を御自身の力で曲げてもらう。右足は麻痺しているので、私が膝を曲げて立てます。次に支持面積を減らすために、胸の前で腕を組んでもらいます。この状態になれば、さほど力を入れなくとも横向きにできます」

 その説明通り、ベッドに寝ている従業員の方の身体を手前に引っ張り込むようにすると、コロンと転がるように横向きになりました。

 「後は声掛けをしながら、横向きのまま身体を起こせば、ベッドのヘリに座っている格好になります。誰かやってみたい人はいますか?」と促すと、学生の一人が立候補。稲尾さんに教わりながら身体を起こす体験をしました。

 「声掛けをしながら行うことや支持面積を意識しながらやることなど、知らないことだらけでした。良い経験になりました」(体験した学生)

 介護体験を終えた後は、社員の方々との座談会が開かれました。ケアマネージャーをしている社員の方は、仕事のやりがいを教えてくださいました。

 「もともとおばあちゃん子だったのが、介護の道に進んだきっかけです。苦労したこともありましたが、『また来てね。ありがとう』なんて言われると、私も役に立っているんだなと思えて嬉しくなります。介護の現場なので、利用者さんにとって最期に出会う人が私というケースもあります。だからこそ、事務的ではなく相手の心に寄り添った介護をしていきたいと思っています」

 人事を担当している社員の方は入社のきっかけを話してくださいました。

 「この建物の隣に幼稚園があって、そこに娘を通わせていました。ある日、パート募集のポスターを見ていたら、当社の常務に声を掛けられて、その縁で入社をしました。当社は、介護業務が未経験の方でも一から学べる実務者研修を開講しています。お渡ししたパンフレットの後ろに連絡先が載っているのでご連絡ください。少しでも興味を持ったら、ぜひ見学に来てください」

 座談会は50分ほどで終了。最後は大野さんの挨拶で締めくくられました。

 「入りたい会社が見つかったら、一度お昼休みの時間帯にでも、その会社の周りに行ってみてください。会社の飾らない雰囲気が見られるはずです。ぜひ、納得のいく就職活動をしてください。私で良ければ、当社に関係がない就職活動全般の疑問などもお答えしたいと思っています。気軽にご連絡ください」

  • 冒頭の挨拶をされる鈴木恵里子社長冒頭の挨拶をされる鈴木恵里子社長
  • 介護実習の様子介護実習の様子

学生の声

 参加した学生からは、「社員の方々全員が、明るくて雰囲気の良い職場だった。就職活動の参考にしたい」といった感想や「やりがいを持って働いているのが、ひしひしと感じられた。私もやりがいの持てる仕事を見つけたい」との意見が聞かれるなど、それぞれ就職活動のヒントを得たようでした。  

  • 座談会の様子座談会の様子
  • 最後の挨拶をしていただいた大野雅司さん最後の挨拶をしていただいた大野雅司さん
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