<中小企業しごと魅力発信プロジェクト>

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TOKYO SHIGOTO WAGON REPORTトーキョー・シゴト・ワゴン 実施レポート

第8回 日本が世界に誇れる企業。若手社員がイキイキと活躍する企業特集

1社目 ギークス株式会社/17名参加

 ギークスは、IT人材事業やスマートフォン向けのゲームアプリ開発などで急成長を続けるIT企業です。今回は、本社を訪問し社員の方々のお話を聞いてきました。     

社員の方々と一緒に記念撮影 社員の方々と一緒に記念撮影

ツアー内容

採用担当の方からのお話
 ツアーは、IT人材事業本部の採用担当者のお話からスタート。まずは会社概要をお話ししてくださいました。   

 「当社はエンジニア不足に悩む企業とフリーランスのエンジニアを結ぶマッチングサービスを運営しており、そのネットワークを生かしてスマートフォン向けのゲームアプリ開発、あるいはARやVRなどの様々なプラットフォームでの映像制作やメディア運営なども手掛けています。IT産業の時流は目まぐるしく移り変わります。そうした変化に対応できるよう多角化を進めてきました」

 メインビジネスであるIT人材事業のエンジニア登録者数は1万2,000人にも上るといいます。マッチングの仕組みについて説明していただきました。

 「IT企業の多くがエンジニア確保にずいぶん悩まされています。即戦力となるハイスキル人材を求める企業へ、各企業の持つ課題解決に最適なフリーランスエンジニアを紹介するのが営業部です。ギークスでは、新卒・中途採用に次ぐ、第三の人材獲得の手法として、企業におけるフリーランス人材の活用を提案しています。一方でエンジニアパートナー(EP)部では、登録エンジニアとの面談を行い、経験・キャリア・希望条件などについて細かくヒアリングします。そして営業部と連携しエンジニアと企業をマッチングするわけです。どちらの要望にもかなったマッチングを行えば、それで終わりではありません。エンジニアが安心して日々の業務に集中できるように支援するのがカスタマーサポート(CS)部です。ここでは契約締結までのフォローや、締結後の様々なケアを行います。この手厚いサポートが、当社のマッチングサービスの特徴といえます」

 ギークスは今年設立10周年を迎えたばかりの新進企業。躍進の背景には積極的な若手登用があるといいます。

 「当社では『挑戦』、『成長』、『楽しむ』という行動サイクルがあり、若手社員も積極的に手を挙げ提案し、新規プロジェクトの立案に携わるなどの活躍をしています。また、月に1度、営業部、EP部、CS部、マーケティング戦略部から一人ずつMVPを選出しています。他にも、『出る杭をたたえる』、『年中無休の好奇心』、『変化を楽しむ』、『想いを語る』など、当社が大事にしている『Buddyの心得』を体現した人にはBuddy賞として全社表彰を行っています。このように、社員の努力や成果をきちんと評価しているので、目ざましい活躍を果たせば、どんどん昇進します。中には新卒3年目で部長になった例もあります」

 3年目で部のマネジメント経験が積めるというのは、中小企業ならではの特徴といえるでしょう。学生たちも真剣な様子で話に聞き入っていました。

 「当社の経営理念は、『21世紀で最も感動を与えた会社になる』ことです。ただ利益を追い求めるのではなく、価値や感動を多くの人に提供できる総合インターネットカンパニーを目指していきます」

 拍手とともに採用担当者のお話は終了。続けて、ミーティングやイベントスペースとして使われている「21cafe」や、社員の方々が働いているフロアを見学。その後、社員の方との座談会が開かれました。

座談会
 座談会に参加していただいたのは若手社員の方々。前職は大手アパレルメーカーで法人営業をしていたという、2016年入社の社員は転職のきっかけをお話してくださいました。  

 「企業規模が大きければ、それだけ扱う金額やマーケットも大きくなるのでダイナミックな仕事ができます。その反面、事業規模が大きいので一人ひとりの業務は細分化されていって、事業全体を見通せるような仕事にはなかなか携われません。全体で物事を進めていくやりがいもありましたが、一人でもやっていけるようなスキルを身に付けたいと思い、裁量の大きい中小企業に転職しました」

就職活動の仕方やギークスの社風について話してくれたのは、2016年の新卒入社の社員。

 「就職活動を始めた当初は、自分が何をしたいのかも明確になっていませんでした。ですから、電力会社、メーカー、商社など、とにかく様々な会社の説明会に足を運びました。そのうちに自分で何かを作る仕事がしてみたいと思うようになって、新しいサービスを生み出しているITベンチャーという具体的な指標ができました。当社に入って感じたのは風通しの良さでした。実際、とてもフランクな雰囲気のある会社で、背中を押してくれる文化がありますね。フロアに貼ってある社員の自己紹介ポスターは、入社1年目の私が手を挙げてやらせてもらいました」

 座談会は40分ほどで終了。最後に執行役員、IT人材事業本部長である小幡千尋さんからの挨拶で、ツアーは締めくくられました。

 「本日は2時間という限られた時間でしたから、当社についてまだ分からない部分もあるかと思います。少しでも興味を持った方は、会社説明会やインターンシップなどにぜひ参加してください」

  • 会社概要を説明する採用担当の方会社概要を説明する採用担当の方
  • 社員の方々が働いているオフィスを見学させてもらいました社員の方々が働いているオフィスを見学させてもらいました

参加者の声

 参加した学生の一人は、「もともとプログラミングやゲームに興味があったので今回のツアーに参加。今まで漠然としたイメージしかなかったけれど、社員の方と話したり、社内見学をしたりしているうちにIT企業のイメージが具体的にできるようになった。これを就職活動の一つの指標にしたい」と今回のツアーを振り返りました。また、「大学のホームページにトーキョー・シゴト・ワゴンの案内が出ていたので何げなく参加したが、就職活動仲間もできたのでとても貴重な時間になった」と話す学生もいるなど、それぞれが有意義な体験になったようでした。

  • 座談会に参加していただいた社員の方々座談会に参加していただいた社員の方々
  • 現場で働いている社員の方々との座談会は貴重な体験になりました現場で働いている社員の方々との座談会は貴重な体験になりました

2社目 株式会社エリオニクス/17名参加

光デバイスやメモリーチップの研究開発に欠かせない電子ビーム描画装置などを開発・製造するエリオニクス。そのスケールは1ミリの100万分の1サイズのナノメートル単位といいますから、想像もつかない世界というほかありません。今回はそんなエリオニクスの本社を訪問し、社長や社員の方々のお話を聞いてきました。  

岡林徹行社長を囲んで記念撮影 岡林徹行社長を囲んで記念撮影

ツアー内容

社長からのお話
 「当社では1ミリの100万分の1を表すナノ単位で線を引ける『電子ビーム描画装置』や、表面の粗さをナノ単位で計測する『電子線三次元粗さ解析装置』、物体の間で働く引力や斥力を測定する『表面力測定装置』といった製品を製造しています。どれも聞きなじみのない装置だと思いますが、公立の試験機関や国内や外国の大学をはじめ、企業の研究施設などで活躍しています」と、同社の事業紹介をしてくださったのは岡林徹行社長。ツアーはこの挨拶でスタートし、製品を開発するに当たっての基本方針もお話ししてくださいました。   

 「並の製品であれば、エリオニクスが作る意味はないというのが当社のモットーです。他の追随を許さない性能、もし性能が同等なら圧倒的な低価格、あるいは粗さ解析装置や表面力測定装置のような、まだ世にない新製品開発という三つの方針を旗印に製品開発を行っています」

 まさに日本が世界に誇る中小企業。同社の力強い姿勢に、思わず学生たちのメモを取る手にも力が入っているかのようにも写る一コマ。岡林社長の話はさらに続きます。

 「製品開発には技術者の育成が欠かせません。鉄は熱いうちに打てというように、技術者としての能力が最も伸びるのは20代。ですから、入社2、3年目の社員に新製品の開発などの大きな仕事を任せる、能力に応じて海外の大学へ長期滞在してもらうなど、貴重な経験を積んでもらっています。こうした若い人材が次代のエリオニクスを牽引していけば、世界中の人から『エリオニクスの装置を使って良かった』と言ってもらえるような企業に成長すると信じています」

 拍手とともに岡林社長のお話は終了。熱心に話を聞いていた学生たちからは「文系でも入れますか?」、「どれも高額の機械でしょうが、売るのは大変ではありませんか?」といった質問が相次ぎました。

 「当社には文系出身の学生も多数在籍しているので、興味があれば文系でも全く問題ありません。値段は装置によりけりで、1,000万円ほどで購入できるものもあれば、2億5,000万円ほどするものもあります。かなり値の張るものですから、営業は1年や2年など長期スパンで行っていくことになります」

 質疑応答後は社内の見学。お話に出ていた電子ビーム描画装置や粗さ解析装置などを見たのち、社員の方々が働いているフロアを見学しました。

座談会
 見学後は社員の方々との座談会。銀行から転職してきて現在は総務担当の女性社員は、エリオニクスに転職した決め手をこう話してくださいました。

 「出産を機に転職を決意しました。エリオニクスに決めたのは、会社説明や面接を通してこの人たちと働きたいと感じたからです。社内は、体育会系でバリバリ働いていくというよりは技術者や研究が好きな人たちが多いので、穏やかな雰囲気です。面接のときには、この人たちと働きたいと思えるかどうかというのも、ぜひ見てみてください」

 入社3年目の若手男性社員は、エリオニクスで働くやりがいについて熱く語ってくださいました。

 「これまで新装置の開発に携わったこともありますし、2年目の春には納品した装置のアフターフォローも兼ねて2か月間アメリカに長期出張させてもらいました。若手のうちからどんどんチャレンジさせてもらえるのがやりがいに繋がっています。顧客には有名な大学や研究施設が少なくありません。夢は私が開発した装置を使って、顧客がノーベル賞を受賞することです」

 座談会は40分ほどで終了。最後に管理部の菊地洋介取締役にツアーを締めくくっていただきました。

 「一日のうちの多くの時間を過ごすのが会社。それだけに、自分の好きなこと、あるいは打ち込める仕事を見つけてください。そのためには1社でも多くの企業を見て回ることです。当社では社内の雰囲気や仕事のイメージが掴めるインターンシップを実施していますし、他社でも体験できるはずです。そうしたものも積極的に活用して、ぜひ自分に合った会社を見つけてください」

  • 会社概要を説明する岡林社長会社概要を説明する岡林社長
  • 岡林社長が直々に社内を案内してくれました岡林社長が直々に社内を案内してくれました

参加者の声

 「日本の中小企業の技術は凄いと聞いていたけれど、実際に装置を見たり話を聞いたりしたのは初めて。貴重な経験になった」と話す学生や「開発をしている若手社員の方が仕事の話をしているときにイキイキとしていた。自分も自社の製品に誇りを持てるような仕事に就きたい」と話す学生もいるなど、それぞれが就職活動のヒントを得たようでした。  

  • 座談会に参加していただいた社員の方々座談会に参加していただいた社員の方々
  • 座談会は和やかなムードで進められました座談会は和やかなムードで進められました

今年(平成29年度)実施企業一覧

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