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TOKYO SHIGOTO WAGON REPORTトーキョー・シゴト・ワゴン 実施レポート

第4回 働きやすい職場環境で、働きがいのある会社特集

1社目 株式会社クレアビジョン/16名参加

 システムの受託開発を手掛けるほか、工場や施設などの電力、ガス、水道などのエネルギーを監視・制御し、省エネを実現する自社製品も展開しているクレアビジョン。今回は板橋区にある本社を訪問し、小川潤社長のお話を聞くほか、社員の方々との座談会も開かれました。  

小川潤社長や社員の方々と記念撮影 小川潤社長や社員の方々と記念撮影

ツアー内容

社内見学と小川社長のお話
 始めに行われたのが社内見学です。社員の方々が作業するフロアは固定席がなく、好きな席に座って仕事ができるフリーアドレス制。席を区切る仕切りもなく、2、3名で集まって相談しながら作業を進める社員の方がいるなど、流動的かつ開放的なフロアになっていました。一通り社内を見学した後は小川社長の話をお聞きしました。  

 「弊社はソフトウェアやコンピューターシステムの開発をしている会社。いわゆるIT企業に分類されますが、ITと聞くとプログラムが得意な人や理系の学生を採用するイメージもあるかと思います。しかし、弊社は文系理系関係なく採用していますし、中にはパソコンはレポートを書くときぐらいしか触ったことがなかったという社員もいます。弊社同様、門戸を広げているIT企業もありますので、自分は文系だからと臆さず、視野を広げて就職活動をしてみてください」

 小川社長には心に留めている言葉があるといいます。

 「ある社員が『一緒に仕事がしたいと思われるような社員になりたい』と話したのを鮮明に覚えています。2008年に、最初は16名で会社を立ち上げたきっかけも、この仲間たちとずっと仕事をしていきたいという思いでした。弊社には子育てをしている社員や山梨などの遠方に住んでいる社員も在籍しています。そうした社員ともずっと一緒に働いていけるよう、一人ひとりの状況に合わせた在宅勤務制度も取り入れています。これからも、そうした労働環境を整えていくことが私の役割だと考えています」  

 拍手とともに小川社長のお話は終了。続けて社員の方々との座談会が開かれました。

座談会
 座談会は子育てをしながら働いている社員の方や若手社員の方々に参加していただきました。子育て中の方はクレアビジョンの労働環境についてお話ししてくださいました。  

 「現在、子どもは3歳。復職後は週のうち、在宅で3日、会社で2日というスケジュールで働いてきました。産休に入る段階で、これからどう働いていくかといった相談を綿密にできていたので不安なく出産に臨めました。紋切り型の制度を敷くのではなく、一人ひとりに合った働き方ができるような会社にしていきたいと考えています」

 若手社員の方には、「もともとITに興味はあった?」、「入社の決め手は?」、「大変だったことは?」といった質問が挙がりました。

 「学生のころは、それほどITに興味があったわけではありませんでした。ですから、自分でもまさか私がIT企業に入るなんて思いませんでした。そんな私が入社を決めたのは会社の雰囲気なんです。単純と思われるかもしれませんが、これからずっと働いていく場所なので雰囲気は大切。環境が悪ければ働くことが苦痛になってしまいます。自分が困っていると先輩や上司がフォローしてくれるので、大変だった記憶はあまりないんですよ」

 座談会は1時間ほどで終了。小川社長の挨拶でツアーは締めくくられました。

 「その会社で自分は活躍できるのかどうか、ということを就職活動の一つの指標にしてみてください。自分の得意なことを発揮できるような会社でも良いでしょうし、会社の雰囲気を見て、ここだったら気兼ねなく仕事に邁進できるといったこともあるでしょう。ぜひ、自分に合った会社を見つけてください」

  • 社内見学の様子社内見学の様子
  • 会社説明をする小川社長会社説明をする小川社長

参加者の声

 参加した学生からは「お話を聞いて、パソコンの操作に詳しいわけではないけれど、IT企業を視野に入れて就職活動をしてみても良いかなと思えた」といった感想が挙がりました。また、「雰囲気で決めるのは安易なことかと思っていたが、長く働くだけに会社選びの大切なポイントだと思った」と話す学生がいるなど、就職活動の参考にもなったようでした。  

  • 和気あいあいと進められた座談会和気あいあいと進められた座談会
  • 社員の方々はどんなことでも気さくに話してくれました社員の方々はどんなことでも気さくに話してくれました

2社目 株式会社CSS技術開発/16名参加

 一口に建設業といっても総合建設、土木、大工、左官、電気工事など業種は様々で、その中には測量という仕事もあります。これは建築物や道路、あるいは河川や橋を造るときなどに正確な広さや起伏を測ったりする重要な工程。街中で三脚を立てて測量機を覗き込んでいる作業員の方を見たことがあるという人も少なくないでしょう。今回はそんな測量を手掛けるCSS技術開発を訪問しました。  

大山竜吾社長とツアーに協力していただいた社員の方々と記念撮影 大山竜吾社長とツアーに協力していただいた社員の方々と記念撮影

ツアー内容

大山社長のお話
 「普通に生活をしていたら測量という仕事に触れる機会はそうそうないでしょう。このツアーの面白さの一つは、そうした仕事のことを知り、さらにはその会社で働く社員の話も聞けるということ。今日はぜひ測量や弊社のことを知ってください」と大山竜吾社長が挨拶しツアーがスタート。大山社長の経歴は少し変わっているといいます。  

 「大学を出てから恥ずかしながら何もしていない期間を過ごした後、一念発起し公認会計士に。その後、企業再生の仕事に携わってから、建設業の取締役などを経て、弊社にやってきました。ですから、もともと測量という仕事に携わっていたわけではないんですね」

 様々な会社を見てきたという大山社長が、CSS技術開発の経営に携わりたいと思い立ったのは可能性を感じたからだと続けます。

 「優れたビジネスモデルを持っていて将来の成長が期待できる。これが、私が会社を見るときのポイント。建設業界では利益率が数%という会社がざらにある中、弊社の利益率は30%前後です。さらに中小企業であることも経営に携わりたいと思った理由の一つです。大企業に比べて社員全員の意思疎通が図りやすい。たとえ困難に直面したとしても一致団結し同じ方向を向いて進んでいければ、大抵のことは乗り切れるに違いありません」

 最後にこれからの展望をお話ししていただきました。

 「社員、一人ひとりの成長を手助けしていきたいと思っています。その一つとして、社内アルバイト制度というのを実施しています。例えば、大学との共同研究や社内の管理システムの整備といった普段受け持っている仕事以外のことを、立候補制にして手を挙げた人にやってもらうというもの。やらされているものではないので、前向きに様々な経験が積めるというわけです。今回のツアーに協力しているのも立候補した社員なんですよ」

 拍手とともに大山社長のお話は終了。続けて社員の方々のサポートのもと、測量機体験が行われました。通常の測量は測量機を操作する人とポールを持つ人など複数人で行われますが、今回体験したのは1人で測量ができるワンマン測量機。初めて使う測量機に学生たちは興味津々で、楽しみながら測量機体験を行いました。

座談会
 続けてCADオペレーターをしている女性社員や測量をしている社員の方々との座談会が開かれました。CADオペレーターの方に寄せられたのが「面接ではどんなことを話せば良い?」、「CADが使えないとダメ?」、「この会社に入ったきっかけは?」といった質問。

 「入る前はCADが使えなくても問題ありません。ほとんどの社員が入社後にスキルを身に付けてきました。私も前職は事務をしていてCADは扱ったことがありませんでしたが、手に職を付けたかったので、初心者歓迎の弊社に転職したんです。面接のポイントは取り繕わないことだと思います。難しく考えずに素直に明るく臨んだほうが、得てして良い結果になるものではないでしょうか」

 測量をしている社員の方に寄せられたのが「どんな新入社員と仕事をしたいですか?」といった質問。

 「もともと測量機を触ったことのある人は少ないでしょうから、分からなくても良いので少しでも測量の仕事に興味がある人。前向きに仕事をしてくれるでしょうし、そのほうが教えがいがありますからね」  最後は大山社長の挨拶で締めくくられました。

 「短い時間でしたが測量という馴染みのない業界に触れる良い機会になったでしょうか。これからも様々な会社を見て、色んな人と話し、たくさんのことを吸収していってください。お配りした資料にもあるように、弊社ではインターンを募集する予定です。もう少し業界のことを知りたいなどどんな理由でも構いませんので、気になったらぜひ、お声掛けください。本日はありがとうございました」

  • 会社概要を説明する大山社長会社概要を説明する大山社長
  • 測量体験の様子測量体験の様子

参加者の声

 ツアーを終えた学生からは「自分が知らないだけで、世の中にはたくさんの仕事があるんだと思った。視野を広くして就職活動をしていきたい」、「実際に足を運んでみると、社員の方々の雰囲気が分かる。ホームページを見て分かった気になるのではなく、これからも足を使って就職活動をしていきたい」といった感想が挙がりました。それぞれに得るものがあるツアーになったようでした。  

  • 座談会の様子座談会の様子
  • 現場で働いている社員の方々のお話を聞けたのは、貴重な体験になりました現場で働いている社員の方々のお話を聞けたのは、貴重な体験になりました
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