<中小企業しごと魅力発信プロジェクト>

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TOKYO SHIGOTO WAGON REPORTトーキョー・シゴト・ワゴン 実施レポート

第3回 皆さんの身近に関わる。企画開発が秀逸な企業特集

1社目 イワツキ株式会社/18名参加

イワツキは脱脂綿、ガーゼ、包帯などの医療製品や大人用紙おむつ、尿とりパッドといった介護用品などを製造・販売しているメーカーです。社内見学、製品紹介、そして社員の方々との座談会も開かれるなど、盛りだくさんのツアーが行われました。

ツアーにご協力いただいた社員の方々と記念撮影 ツアーにご協力いただいた社員の方々と記念撮影

ツアー内容

会社説明
「暑いところ、お越しくださいましてありがとうございます。今は夏休み期間ですよね。 海に山にと遊びに出掛けたくなるところをグッと我慢してツアーに参加してくださったのですから、有意義な時間になるよう頑張ります。今日は、ぜひ色々なことを吸収してください」と管理本部総務課で採用も担当している石井良介さんの挨拶で、ツアーがスタート。まずは会社概要を説明してくださいました。

「脱脂綿やガーゼなどの病院で使われる製品のほかにも、救急の現場で使われる救急包帯や大人用紙おむつなどのヘルスケア製品、さらにはデンタルグローブなどの歯科医療用の製品なども販売しています。それでもイワツキという名前は聞いたことがなかったのではないでしょうか。それはBtoB、すなわち一般の方向けではなく、プロが使う業務用の製品を販売しているからなんです」

石井さんが「ちなみに、この中で文系の人はいますか?」と質問するとほとんどの学生が挙手。その様子を見回した石井さんは文系の採用も多いと言葉を続けました。

「医療の現場に携わる仕事というと、専門学部や理系でないと難しいというイメージもあるかもしれませんが、弊社では営業はもちろん製品開発でも文系の方も採用しています。この仕事は命を扱う医療行為に携わるだけにやりがいは十分。ぜひ、文系理系関係なく興味があったら門を叩いてきてください」と話し、会社説明は終了。続けてイワツキが販売している製品紹介が行われました。

製品紹介、社内見学、座談会
テーブルの上に紙おむつや、注射針を捨てるための針捨てボックスなど様々な製品が並び、社員の方が一つひとつ製品を紹介。言葉だけでなく、ときには吸収実験用の液体を瞬く間に吸収した紙おむつを、学生に差し出し「触ってみてください」と促すシーンも。それに触れた学生が「あれ、ほとんど濡れていない!」と驚きの声を上げ、一同が注目。ほかにも、検査・処置用の手袋を実際にはめてみるなどして製品を体験していきました。

続けて社内見学として営業本部、製造本部、管理本部、加工場を訪れ、例えば加工場ではキャップに白衣を着けた従業員の方が一枚一枚手作業でガーゼを折りたたんでいくところをガラス越しに見るなど、実際の現場を見せていただきました。一通り見学を終えると次は社員の方々と座談会。4年目で総務を担当している女性社員には「入ったきっかけは?」、「やりたい仕事が見つかっていません。どうしたら見つかりますか?」といった質問が相次ぎました。

「私も就職活動を始めたころは、どんな仕事に就きたいのか分かっていない状態でしたが、合同説明会や面接をこなしていくうちに、ぼんやりとメーカーに入ってみたいと思うようになりました。イワツキに入社した決め手は、面接で話を聞いていくうちにここで働くイメージができたからなんです。ですから、初めは暗中模索の状態でも説明会に足を運んだり、その会社の人と会って話をしたりしていくうちに、きっと自分の方向性や入りたい会社が見えてくるはずです」

入社3年目の営業担当の男性社員に向けられたのは、「中小企業の良さは?」、「仕事のやりがいは?」といった質問。

「私は営業ですが、他部署のスタッフと協力して製品開発などに関わることがあるんです。これこそ中小企業の良さというのを実感しますね。仕事のやりがいを感じるのは利用者の声を聞いたときですね。つい先日も老人ホームに入居されている方が、弊社の紙おむつで快適に過ごせるようになったという声を聞きました。この仕事をしていて良かったと思える瞬間ですね」

40分ほどの座談会はあっという間に終了。最後に、再び石井さんがお話ししてくださいました。

「就職活動に不安はつきものです。その不安を払拭するには会社訪問なり面接を受けるなりして、行動するしかないと思っています。その点でいえば、皆さんは今回のツアーに参加するなど行動をしています。ぜひ、その行動力を生かして自信を持って未来にチャレンジしていってください」

  • 会社説明をしてくださった石井良介さん会社説明をしてくださった石井良介さん
  • イワツキの製品を手に取る学生たちイワツキの製品を手に取る学生たち

参加者の声

参加した学生からは「他部署と連携した仕事ができるのは、小回りがきく中小企業の良さの一つだと思った」、「医療製品の開発などは、その分野に精通していないとできないイメージがありましたが、文系でも製品開発に関われるというのを聞いて、がぜん興味が湧きました」といった声が挙がりました。また、会社見学の最中や各プログラムの合間を縫って社員に質問するなど、終始、積極的な姿勢を見せる学生が多かったのも今回のツアーの特徴でした。

  • 会社見学の様子。実際に働いている現場を見られました会社見学の様子。実際に働いている現場を見られました
  • 座談会。学生たちはメモを取るなど真剣な様子座談会。学生たちはメモを取るなど真剣な様子

2社目 日都産業株式会社/18名参加

日都産業は1939年創業の老舗遊具メーカー。滑り台やブランコに印字された同社のロゴマークに見覚えがある人も少なくないでしょう。今回は遊具が作られている工場を見学するほか、社員の方々に一つの遊具が完成するまでのストーリーを聞かせていただきました。

日都産業のロゴマークと一緒に記念撮影 日都産業のロゴマークと一緒に記念撮影

ツアー内容

会社説明と工場見学
「弊社の売上げの約半分が遊具販売によるものです。例えば、グルグルと回転する球体に上ったり掴まったりして遊ぶ遊具をご存じでしょう。あれはグローブジャングルといって、弊社が開発したものです。ほかにも、滑り台やブランコ、シーソーといったスタンダードなものから、大人向けの健康器具まで幅広い製品を製造しています」と、技術部業務支援課の小倉太郎課長による会社説明からツアーは始まりました。

「弊社の強みは、遊具のデザインとそれを実現するための設計力です。もちろん、その大前提として安心安全に徹底的にこだわるというのがあります。これもまた現場の技術力なのです。今回は実際に工場で作業をしているところを見学していただきたいと思います」と話し、工場へと移動。まだ組立て前のブランコの座面やジャングルジムのパーツ、さらには火花を散らして遊具を溶接する様子など、普段では見られないものを見学させてもらいました。

社員の方のお話と座談会
次に、一つの遊具が完成するまでのストーリーを社員の方がお話ししてくださいました。技術部デザイン課の門倉さゆりさんは、入社2年目で開発を任されるようになったといいます。

「それまで公園の遊具は3歳以上の子どもを対象にしたものが多かったのですが、それだと3歳以下の子どもたちは無理をして遊ばなければなりません。そこで3歳以下の子どもを対象にした遊具を開発することになったんです。大きな会社だと若手に一から任せられることはなかなかないと思うので、やりがいは十分でした」

そう話す門倉さんは、アイデアを出す参考になればと、近所の保育園に一日保育士さんとして入園したこともあったといいます。

「一緒に過ごすことで、3歳以下の子どもは何ができて何ができないのか調べていきました。その経験をもとに、しっかりと握れるサポートが付いていて、夏でも熱くなりにくいように滑り面をプラスチック製にした滑り台などを考案。まずはベニヤ板を切り出して試作を手作り。それを保育園に置かせてもらい、使い勝手を調査するなどして製品化しました。この3歳以下用の遊具を『りぐりぐ』と名付け、ほかにも段差10センチの平均台なども出ています。これから、このりぐりぐシリーズのラインアップを増やしていきたいと思っています」

ツアーの終盤に入り、社員の方々との座談会が開かれました。デザイン課の社員の方には「デザインラフはどれくらい描くものなんですか?」、「遊具の企画はデザイン課じゃなくても出せるんですか?」といった質問が挙がりました。

「10枚描いてダメならまた10枚、20枚描いてという具合に、そのときどきによって描く枚数は変わりますね。遊具の企画はデザイン課だけじゃなく、どの課でも誰でも出せます。実際に営業部から出た企画もあるんですよ」

ツアーの締めくくりは総務部の鎌田健二部長からスピーチとエールが送られました。

「本日は夏休みにもかかわらず、弊社にお越しくださいましてありがとうございました。最近では売り手市場などと呼ばれ、就職活動の環境も良くなっているようですが、その分、自分と合っている会社なのか見極める目を養わなければなりません。ぜひ、色々な会社を見て回り、入社すべきか否かの判断をするための感性を磨いてください。最後、迷ったときは周りの意見や評判ではなく、自身の価値観を大事にしてほしいと思います。来年の今ごろは学生最後の夏休みを目いっぱい謳歌できるよう、良い結果が出ることをお祈りしております」

  • 会社説明を聞く学生たち会社説明を聞く学生たち
  • 工場見学の様子工場見学の様子

参加者の声

参加した学生からは「遊具を作っている会社があるというのは、今回のツアーで初めて知った」、「何げなくツアーに参加しましたが、社員の方々から直接話を聞けるなど、とても勉強になりました」、「実際に遊具が作られている現場を見たのは貴重な体験になった」といった声が挙がるなど、それぞれ有意義な体験になったようです。

  • 座談会は和気あいあいとした雰囲気で進められました座談会は和気あいあいとした雰囲気で進められました
  • ツアーの最後には総務部の鎌田健二部長からエールを送っていただきましたツアーの最後には総務部の鎌田健二部長からエールを送っていただきました
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