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田中工業 株式会社

田中工業 株式会社 愛好家向けのエンジン改造から、メーカー設計者との部品の試作開発まで<br>自動車エンジン整備から技を磨き、設計者からも頼られる存在に。建機・産業用なども扱うエンジン部品の専門企業

田中工業 株式会社

愛好家向けのエンジン改造から、メーカー設計者との部品の試作開発まで
自動車エンジン整備から技を磨き、設計者からも頼られる存在に。建機・産業用なども扱うエンジン部品の専門企業

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輝く技術 光る企業

田中工業 株式会社

愛好家向けのエンジン改造から、メーカー設計者との部品の試作開発まで 自動車エンジン整備から技を磨き、設計者からも頼られる存在に。建機・産業用なども扱うエンジン部品の専門企業

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  • 社名:田中工業 株式会社
  • 設立年月:1946年3月
  • 資本金:1050万円
  • 代表者:代表取締役会長 田中 順一
  • 本社所在地:東京都練馬区関町北3-1-7
  • 電話番号:03-3920-4165
  • 公式HP:http://www.junauto.co.jp/tanaka-ind/
  • ・自動車から建機・産業用までのエンジンを熟知。全日本GT選手権にも参戦
  • ・エンジン部品の研究開発から組み立てまで一貫対応。最大の性能を引き出せる
  • ・やることが毎日違う職場。適材適所を心掛け、活躍できる環境を作る
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業種

内燃機関の整備に端を発し、カムシャフトやクランクシャフト、それに付随する自動車用エンジン部品の製造を始めて60有余年の実績があります。試作や小ロット生産、ワンオフパーツ製作など、お客様との対話の中から一緒に創造してまいります。

事業紹介

【内燃機関におけるパイオニアとして、あらゆるニーズに】

◆ハイリフトカムシャフト
20年に渡り、様々なエンジンのカムシャフトを研磨・製作してまいりました。市販カムシャフトのハイカム化から丸材からの削り出しカムまで幅広く対応しています。
JUNブランド製品は専用の鍛造素材から製作しております。

◆ビレットクランクシャフト
ビレット素材(鍛造丸材)より総削り出しで製作しております。一般的なクランク(鍛造製品)では作り得ることのできない理想的な形状のクランクシャフトを造り出すことができました。

◆I断面コンロッド
コンロッドの要である高剛性を実現するため、鍛造素材から総削り出しで製作しました。また、クローズイン現象を抑えるために、大端部は剛性を上げられる形状で設計しております。

◆鍛造アルミピストン
英コスワース社との提携により開発しました。当社でピストンプロフィールを設計し、英コスワースによって耐久性のある製品に仕上がりました。

そのほか内燃機部品以外にも、様々なニーズに応える製品を製造しています。

何を作ってる?

自動車エンジンを改造すると、300馬力程度のものを1000馬力程度にまで高めることができる。そうした改造を希望する個人の愛好家から、頼りにされているのが田中工業だ。 戦後から自動車やバイクのエンジン整備をする中で技術を磨き、愛好家のさまざまな要望に応えてきた。自社でレースチームを持ち、全日本GT選手権などに参戦したこともある。その技術力を聞きつけたメーカーからも相談が寄せられるようになり、今ではメーカー向けエンジン部品の試作・製造が事業の柱。カムシャフトやクランクシャフト、コンロッドなどの自動車エンジン部品に加えて、最近では建設機械・産業機械用のエンジン部品まで取り扱っている。 「メーカー向けの仕事は図面ありき。設計者が意図するものを高い精度で作る仕事になります。一方で個人のお客様から図面は出てきません。『こうしたい』という要望を伺って、『実現するためにはどう加工すれば良いか』と考えるところも含めて、サービスを提供しています」(代表取締役 田中慶氏。以下、同)

会社の強み

エンジン部品を作るモノづくり企業は数多く存在し、図面さえあれば世界中で製造が可能だ。しかし、「1000馬力を出すためにはエンジン部品をどう作れば良いか」が分かっている企業は限られている。従って、メーカーの設計者がエンジン部品を試作開発する上で、田中工業はとても頼りになる存在だ。 「エンジンについては長年にわたって知識や経験を蓄積しています。部品の研究開発から設計、製作、加工まで一貫して社内で行うことが可能です。さらにその部品を高精度で組み立てるところまで社内で対応できるので、機器の持つ性能を最大限に高められるのが当社の強みです」 加えて、現場にも熟練の技術者がそろっていると田中氏は胸を張る。「それぞれ、各分野においてのスペシャリストであるという誇りを持って仕事をしています」

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職場としての魅力

個人や企業、国内から海外と、多種多様な顧客からさまざまな要望が寄せられる田中工業では、仕事内容が多岐にわたっている。 「やることが毎日違います。常にチャレンジ精神を持って仕事に挑みますから、やりがいは絶対にあります。『大変ですけどそれが魅力』と現場の社員は言いますね」 顧客はより高いハードルに価値を見出し、求めてくる。それに応えていくことが顧客満足につながり、自分の喜びにもなる。だからこそ同社の技術者は、大変なオーダーがあった時も「ちょっとうれしそう」(田中氏)なのだ。 また一般的な企業では、もし会社から与えられた仕事に合わないと辞めるしか選択肢がないことが多い。しかし、同社には多様な仕事があるだけに、その中から自分に合った仕事を見つけ出せるかもしれない。 「適材適所を心掛け、活躍できる環境を作ることが私たち年長者の役割だと思っています。本当に好きなことをやっている時は、誰もがうれしそうな顔をして働いていますよ」 見守られ、挑戦できる環境で自分に合った仕事ができる。それこそが同社最大の魅力なのだろう。

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社長メッセージ
経験に勝るものはなし。若者には無限の可能性があることを知ってほしい

代表取締役
田中 慶さん
――若者の「車離れ」について、どのようにお考えですか。 若者の「車離れ」について、どのようにお考えですか。 昔は個人でも、「エンジンのここをこう改造すれば馬力が増える」と考えて試してみることができたのです。今は、完成品にオプションを付けるくらいしか自由度がありません。アイデアを試せる幅や、遊ぶ余地が全然ないのです。だから「自動車は面白くない」と思われてしまうのではないでしょうか。若者の車離れは、それが原因だと思っています。 車に限った話ではなく、遊ぶ余地は想像力の源泉になりますから、大切にすべきです。会社を選ぶ時も同じですよ。遊ぶ余地が少ない会社で働くのは退屈です。その点、当社はいろいろな仕事がありますから、楽しめるのではないでしょうか。 「一つの現場でスペシャリストとして技術を磨くこと」と、「複数の現場を経験して技術の幅や視野を広げること」。その両方を実践しています。 技術継承は非常に難しく、職人の感覚を正確に伝えることは、どんな高性能な測定器でも不可能です。経験に勝るものはありません。一つの現場で3年、5年、10年と経験を積むことで、年数に応じて見方や感覚が変わり、確実に良い仕事ができるようになっていきます。技術とは、本人がやりがいや楽しみ、うれしさを感じながら取り組みさえすれば、自然と身に付くものなのです。 一方で、社員にさまざまなことを経験させることも大切だと考えています。当社では、ある程度の経験を積んで専門性を身に付けた社員をあえて配置換えします。当然、配置換え直後は上手くできないわけですが、その経験を経て元の現場に戻った時には、何が大切なのかが分かるようになっています。より高い視点を持った技術者に育つのです。また、その知見を元の現場に還元することで、組織全体を活性化させる狙いもあります。 こんな時代だからこそ、「経験に勝るものはないよ」と言いたいです。そして経験を積むなら、いろいろなことをやっている会社で働くことです。そういう会社に入ると、経験に幅が出ます。若者には無限の可能性がありますから、その可能性を感じられる環境を見つけてほしいですね。 外から見ているのと、中に入ってやるのとでは、全然違います。一つの分野にこだわりすぎず、とにかくやってみることが大切です。やり始めたら、いずれそれだけでは留まらず、周辺の技術も自然と身に付けることができますから。 最初の一歩を踏み出しさえすれば、後は我慢強く技術を磨くことです。そうすれば確実にスペシャリストとして独り立ちできます。次の時代は若い人次第なので、ぜひがんばってほしいです。

06.jpg 代表取締役 田中 慶さん

先輩メッセージ
決まった図面がない中、自分で考えながら加工することで、責任感とやりがいを感じる

本社工場長
杉山さん
――入社されて何年になるのでしょうか。 23年になります。入社前から車の改造が好きで、自分の車を自分で改造していました。当時は当社も自動車の改造が主力事業でしたから、「どんな会社か、試しにのぞいてみよう」と訪れてみたのが入社のきっかけになりました。 ――現在は工場長という立場です。具体的には、どのようなお仕事なのでしょうか? 当社はエンジン部品の加工の仕事が主なのですが、エンジンでもシリンダーヘッドとシリンダーブロックで担当を分けるなどして、細分化して作業をしています。私はその中で「何でも屋」ですね。決まった仕事はほとんどなく、例えば1日に3件の仕事があったとしたら、3件とも違うのが当たり前という日々を過ごしています。 車関係の部品の加工と聞いて、「流れ作業なのか」と想像する人もいるかもしれません。ですが当社は、量産品を扱っているわけではありません。お客様の依頼1件ごとに段取りを変えて部品を加工しています。 試作の依頼が多いので、時には自分で図面を書いて、作り方を検討して進めています。決まった図面がないので、自分で考えながら加工できるので、とてもやりやすいです。また、任されているという責任感や、やりがいも感じられます。 工場長という立場上、下の人間の育成をすることが大事だと考えています。同時に、育成する自分自身も、もっと成長する必要があります。相互作用で、お互いが向上していけるようにしたいですね。 どこの会社であっても、入社してみないと本当に自分に合うかなんて分からないと思います。とりあえず入ってみて、好きなことをやってみるのが一番良いのではないでしょうか。 「やりたいことがない」と言う学生さんが最近多いのですが、それでも何か仕事にしないとごはんが食べられないですからね。ある程度方向性を見つけたら、飛び込んでみるのが良いと思いますよ。

07.jpg 本社工場長 杉山さん

先輩メッセージ
私が30分掛かる仕事を、20分で仕上げる。身近に目標となる人がいて励みになる

ボーリング班
信成さん
――入社した経緯を教えてください。 自動車整備の学校を出たので、学んだことを活かしたいと思いました。大手企業も受けましたが、整備・加工・板金を一つの会社でやっているところがなかなか見つからなかったのです。当社のことはまったく知りませんでしたが、「ここに入社すれば幅広い経験ができるだろう」と思い、入社することに決めました。 ボーリング班に所属していますが、決まった工程はありません。営業担当者から指示書が届き、毎日それを見て自分の仕事を把握し、そこから毎回始めています。 指示書を見て、自分でどう進めれば良いかと考えてから作業に取り掛かります。0.001ミリの精度が求められる仕事です。難しいですが、試行錯誤して微調整を繰り返しながら完成に近づけていきます。 特殊な加工を要求される指示書が届くこともあって大変なこともありますが、自分で考えながら進められるので、やりがいはありますね。 営業担当者を通してですが、個人の方から大手メーカーまで、お客様の声を聞けることですね。いろいろな情報が入ってくるので非常に勉強になります。 まれに個人のお客様と直接会える機会もあります。ある時、「納期を早めにしてほしい」という要望があったので早く仕上げたら、缶コーヒーをごちそうしてもらえました。そういった小さなことも、うれしいですね。 工場長に近づくというのが一番の目標です。例えば私が30分掛かる仕事を、工場長は20分で仕上げることができます。精度も高いです。身近に目標となる人がいるので励みになります。 製造業に入るのであれば、勉強は大なり小なりしておくことです。当社であれば、特に金属関係や加工関係ですね。機械を少しでも触っておくと、仕事に慣れるまでの速さが全然違うと思います。 座学で勉強するよりは、実際に機械を触ってみることです。学校などで機会があれば、積極的に挑戦してみてください。

08.jpg ボーリング班 信成さん
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