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株式会社 小野電機製作所

株式会社 小野電機製作所 創業77年(2015年10月現在)の伝統と技術が生む最新テクノロジー<br>子どもの頃に描いていた夢がカタチに。 次々生まれる21世紀テクノロジー

株式会社 小野電機製作所

創業77年(2015年10月現在)の伝統と技術が生む最新テクノロジー
子どもの頃に描いていた夢がカタチに。 次々生まれる21世紀テクノロジー

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輝く技術 光る企業

株式会社 小野電機製作所

創業77年(2015年10月現在)の伝統と技術が生む最新テクノロジー 子どもの頃に描いていた夢がカタチに。 次々生まれる21世紀テクノロジー

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  • 社名:株式会社 小野電機製作所
  • 創業年月:1938年3月(昭和13年)
  • 設立年月:1947年5月(昭和22年)
  • 資本金:1,000万円
  • 代表者:小野 芙未彦
  • 所在地:【本社】東京都品川区平塚2-4-17
    【第2工場】東京都品川区平塚2-7-14
    TEL:03(3783)6781(代)
    FAX:03(3784)6784
  • 公式HP:http://www.ono-denki.com/
  • 研究用ロボットや光学・半導体関連部品などを幅広く手がける小野電機製作所。JAXA(宇宙航空研究開発機構)との直接の取引きで、ロケットや衛星に使われる装置も製作している企業だ。小野芙未彦代表取締役にこれまでの取組みと、今後の展望について伺った。
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業種

一般機械器具製造業

事業紹介

研究用ロボット(宇宙・海洋・災害救助・医療・福祉・バーチャルリアリティ・ヒューマノイドなど)・宇宙関連実験装置・研究用医療機器・実験用機器の受託開発及び製造/治工具/組立・調整/精密機械部品加工

「JAXAの打ち上げたM5ロケットには社員たちの名前が刻まれていました」

「JAXAと仕事が始まったのは1999年のこと。それは、コストが安く、レスポンスが早い、臨機応変な対応という点が先方にとってメリットだったようです」と語るのは小野電機製作所代表取締役の小野社長。 「当社ではもともと加工部門もあり、設計だけでなく機械加工までを一貫して手がけていたというところも注目されました。JAXAの方に直接おいでいただいて、現場で相談しながら改良していくこともできますから」とも話す。 実は、2006年9月にJAXAが打ち上げたM5ロケットと小型実証衛星に組み込まれていた「ソーラーセイル膜面展開機構」も小野電機製作所から誕生したもの。4年ほど前から開発に着手して、完成に4ヶ月ほどかかったのだという。完成した時は感慨深く、社員みんなで宇宙に向かっていくM5ロケットを眺めて喜びを分かち合ったそうだ。 しかも、宇宙に飛び立ったこの装置には、設計者、加工者、小野社長など、同社の社員5名の名前が刻まれているのだとか。「そのお話をいただいたときはとても嬉しかった。まさに技術者冥利に尽きる出来事でした」と当時の喜びを、小野社長は輝くような笑顔で振り返る。

ono-denki_ph01.jpg 小野 芙未彦社長

金属の重い球が弱い力で空中に浮かぶ新技術

小野電機製作所とJAXAの付き合いは、M5ロケットだけではない。最新鋭ロボットも手がけている。 JAXAからの依頼で三次元球体リアクションホイールの試験機として開発したという「新式球体浮上装置」は、微小流量、微小差圧での球体浮上を可能にしたという画期的な装置。実際に、装置の上に手をかざしてみるとごく弱い空気の流れを感じるだけ。それなのに、重い金属の球をその上に載せると、球がわずかに浮かんでくるくると回るのだから驚きだ。 この装置は2009年11月に東京ビッグサイトで開催された「東京国際航空宇宙産業展2009」にも出品され、専門家や一般の航空宇宙ファンの注目を集めた。 「この技術は、ロボットアーム、超精密リニアガイド、耐震装置、介護機器、医療機器など幅広い分野への応用が可能だと考えています。具体的な実用化の方法を現在探っているところです」と小野代表取締役。開発は2年半ほど前に行われ、特許もJAXAと半々で2008年2月に出願したのだとか。JAXAのような大きな団体と平等なパートナーシップが築けているという点にも驚かされる。

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1980年代から大学の研究室と連携。共同開発を通じて信頼を勝ち取る

小野電機製作所では宇宙やロボット分野以外にも、光学機器、医療機器、バーチャルリアリティ実験装置など幅広い製品を生み出している。社員わずか21名の会社から、これほど多方面の製品が誕生するきっかけは何だったのだろうか。小野代表取締役にその点を伺ってみた。 「1938年創業の当社では、戦前にはミシンなどを、戦時中は軍需品を、そして高度経済成長期に電化製品やカメラを主に手がけていました。私が1985年に入社し、その数年後にたまたまのご縁で東京工業大学の研究室とのお仕事がスタートしたんです。それから大学の研究室と最先端の研究開発を共同で行うようになり、さらに民間企業の研究部門とのつながりも生まれてきました。『あの会社は信頼できる良い仕事をしている』と認めてくださった方々が、また他の取引先も紹介してくださって。それで今のような会社のあり方になったのです。」 厚い信頼を受けている小野代表取締役は、6年前から東工大で年1度の講演も行っているそうだ。 「主にお話しするのは加工現場について。学生さんたちは興味深く聞いてくれます。」表情豊かで語る小野代表取締役のこと、きっと魅力的な講演をされるのだろうと感じた。

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「入社前に工場見学をしてみて想像以上に高い技術がある会社だと実感」

小野電機製作所は機密性の高いことを手がけているからベテランばかりで構成されていると思ってしまうが、実はフレッシュな若手社員たちもたくさん活躍している。2009年に入社したばかりの福島竜也さんもその1人。 「高校卒業後、職業能力開発センターで機械加工を学びました。この会社を知ったのは、講師の先生に薦められたのがきっかけでしたが、実際に会社見学と面接をして、想像以上に高い技術を持っていると感じました。事前のインターンシップで上司や先輩と打ち解けていたので、不安なく入社できました」(福島さん)。 現在、福島さんは製造部にて、工作機械を使ったアルミ、ステンレス、樹脂などの加工を行っている。「毎日、幅広い分野で新しいものを作れるのがおもしろい。今は日々の業務で手一杯ですが、ゆとりができたらコンピュータ関連の知識を広げたい、もっと仕事に役立つ資格を取りたいですね」と生き生きした表情で語ってくれる福島さん。

ono-denki_ph05.jpg 2009年入社
製造部 福島 竜也さん

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ゴルフスイング、獅子舞…からくりロボットに子どもたちの目が釘付け

小野電機製作所は、「プロの技を見せてほしい」という声に応えて、社団法人日本機械学会の主催するロボットグランプリにも過去5回出場している。ゴルフのスイングをするロボットや、獅子舞の動きをするロボットなど、小学生や中高生の目を釘付けにするユニークな作品を無償で出品していたとか。小野社長に話を伺う。 「からくりロボット作りは仕事の合い間に行っていました。ちょうど忙しい時期と重なって、徹夜で出品用ロボットを作ったこともあります(笑)。おもしろい作品ができた時の達成感もありますし、何といっても、実際に子どもたちが『すごい!』と立ち止まって見とれてくれた時の喜びは、何物にも代えがたい。私たちのロボットに触れることが、お子さんたちがものづくりに興味を持つきっかけになってくれれば良いですね。“技術立国”である日本をこれから担っていくのは、そういった若い人たちなのですから。」

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大学の先生方との打ち合わせがおもしろく自分の仕事について考えるヒントに

2007年入社 技術部 田中 祐輝さん 2年前、小野電機製作所に入社。 「大学の研究室などから装置に関する依頼が来ると、SolidWorksという3DCADで設計を行い、工場で実際に装置を組み立てます。1人で設計から組み立てまでできるというのが大きな魅力。職人さんたちに分からないところを聞きながらスキルアップできるのも良い。 営業部員に同行して大学の研究室で打ち合わせをすることもあり、専門分野に特化している先生方のお話が直接伺え、世の中の動きや最新テクノロジーについて、刺激あるお話を聞くことができる。 中小企業の魅力は、製品をエンドユーザーに直接受け渡しできる。技術者がクライアントからのフィードバックをダイレクトに聞ける。だからこそ、不具合が出た際の対応もスピーディ。双方にとってメリットが生まれます」と語る。

ono-denki_ph08.jpg 2007年入社
技術部 田中 祐輝さん

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