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北三 株式会社

北三 株式会社 建物や自動車の内装、家具などに美しい木目をもたらすツキ板の最大手<br>世界中から銘木を仕入れ、0.2~0.5ミリのツキ板に加工。合板・金属などに貼り付けるところまでを一貫生産

北三 株式会社

建物や自動車の内装、家具などに美しい木目をもたらすツキ板の最大手
世界中から銘木を仕入れ、0.2~0.5ミリのツキ板に加工。合板・金属などに貼り付けるところまでを一貫生産

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輝く技術 光る企業

北三 株式会社

建物や自動車の内装、家具などに美しい木目をもたらすツキ板の最大手 世界中から銘木を仕入れ、0.2~0.5ミリのツキ板に加工。合板・金属などに貼り付けるところまでを一貫生産

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  • 社名:北三 株式会社
  • 設立年月:1924年5月
  • 資本金:100,000,000円
  • 従業員数:265人
  • 代表者:代表取締役社長 尾山 信一
  • 初任給:高卒:167,700円、大卒(営業):214,810円(共に諸手当含む)
  • 主な勤務地:高卒:茨城工場(茨城県竜ヶ崎市)、大卒:本社(東京都江東区新木場)
  • 本社所在地:東京都江東区新木場1丁目7-6
  • 電話番号:03-3521-6951
  • 公式HP:http://www.hoxan.co.jp/
  • ・ツキ板メーカーの最大手。建物や自動車の内装、家具・楽器等用に天然木目を供給
  • ・仕入れ、薄板切削、貼り合わせまでの各工程に強み
  • ・1本1本が違う“木”という自然の素材を扱う難しさ・面白さ
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事業紹介

木材の世界ネットワーク、先進の技術力、製品開発力
高品質の北三ブランドを支える3つのファクター。


【Network:世界の原産地から良質の原木だけを厳選・収集しています。】
北三の大きな強みは、世界中の原木を調査・買付するために構築した独自の情報ネットワークです。 現地の情報をもとにエキスパートの選木員が赴き、銘木としての価値を見極めたうえで買付を行う。 この北三ならではの調査・買付システムがあるからこそ、 お客様のデザインイメージにマッチした銘木をバラエティ豊かにお届けすることができるのです。 また、北三は原産地に眠る未利用の樹種発掘にも積極的に取り組んでいます。 ユーラシアンチークやパープルウッドなど、北三がはじめて商品化し大流行した銘木は枚挙にいとまがありません。


【Technology:たゆまない技術の研鑽が業界をリードする北三の原動力です。】
右の写真はウォールナットの木口面をスライスしたもので、板厚は0.2mm。 北三独自の超薄板切削技術が業界トップクラスの薄さを実現しました。 北三は、木目がもっとも美しく見えるように加工する伝統の製材技術をベースに、 先進の設備とノウハウを駆使した新しい製造技術も積極的に導入しています。 このたゆまぬ技術開発に支えられ、北三製品はデザイン的にも品質的にも最高レベルとの評価をいただいています。


【Inovation:既成概念を破ることから北三の製品づくりはスタートします。】
北三は伝統や常識に縛られず、斬新な発想からツキ板の可能性を追求しています。 たとえば、金属やガラス、アクリル、不織布といった基材にツキ板を貼り合わせた製品。 切削理論や刃物、積層方法の新発想によるオリジナルな柄など、 業界に先駆けて開発した製品は他にもまだたくさんあります。 高度化・多様化するツキ板へのニーズに応えるために、 北三はこれからも製品づくりの新たな領域に果敢にチャレンジしてまいります。

何を作ってる?

建物や航空機・自動車の内装、家具・インテリアなど、日常生活の中で木の素材感を活かしたものを目にする機会は多い。本物の木をそのまま使ったもの、木目調の印刷がされたものなどもあるが、そのうちのいくつかは、北三の作っているツキ板を使って作られたものかもしれない。 北三はツキ板のメーカーとして最大手。ツキ板とは、木目の美しい銘木を世界中から集め、0.2~0.5ミリほどに薄く削ったもの。合板に貼り付けて建物・家具に使ったり、金属板に貼って航空機・自動車の内装に利用したり、ギターやドラムなどの楽器の質感を出すために用いられたりとさまざまな用途がある。 特殊な加工方法で作り出すツキ板もある。北三は1000本中1本ほどにしか存在しないチヂミ柄を再現する加工方法を確立。「リアルテック」という商品名を付け、世界8カ国で特許を出願している。

03.jpg 銘木を薄く削りだしてツキ板を作る

会社の強み

ツキ板の良し悪しは、元になる銘木の木目の美しさ次第のところがある。世界中から銘木を仕入れるノウハウやネットワークは一朝一夕で育つものではなく、大正時代から事業を続けている北三に一日の長がある。 また、ツキ板をさまざまな素材に貼り合わせていくのにも技術が必要。貼り合わせに使う接着剤は水気を帯びている。吸水性のある木の合板などに貼るのは比較的簡単だが、アルミなどの金属やプラスチック、ガラスなど、吸水性のない素材に貼るのは難しい。素材ごとにツキ板を接着するノウハウがあり、北三ほど多様な素材を扱える企業はほかにない。 このように北三は、ツキ板を削り出すだけでなく、世界中から銘木を仕入れ、さまざまな素材に接着するまでを行っている。日本だけでなく世界中を見渡してみても、一貫した生産体制を持っている企業はほとんどない。一貫生産だからこそできる総合力の高さが他社にはない強みになっている。

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05.jpg 世界各地からさまざまな銘木を仕入れてくる

職場としての魅力

木という自然の素材を扱うことが北三で働く難しさであり、面白さでもある。 木の材質は種類ごとに違う。削り方などの加工方法は、当然変えていかなければならない。同じ種類の木であっても、木目には違いがある。1本1本の違いを見分けて、加工方法を工夫するところに製造の仕事の難しさ・面白さがある。 木目や性質が1本1本違うことは、製造の仕事だけでなく、営業や資材仕入れの仕事にも影響する。銘木の中には1億円を超えるものもあり、同じ種類の木であっても木目の美しさ次第で販売価格に10倍もの開きが生じることもある。 顧客に好まれる柄はどんな柄か、使える予算はどれくらいかと都度考える難しさ・面白さが営業の仕事にはあり、世界中を回ってさまざまな銘木に触れ、高い値段の付く銘木を見極めて仕入れる難しさ・面白さが資材仕入れの仕事にはあるわけだ。

06.jpg 自然界では貴重なチヂミ柄を
人工的に再現した「リアルテック」

社長メッセージ
使いやすく手ごろなツキ板を作り出し、家電やパソコンなど、採用分野を増やしたい

代表取締役社長
尾山 信一さん
――今後どのような事業展開を考えていらっしゃいますか。 同業者ももちろん競合相手ですが、いろいろなものの表面を飾るという意味では、印刷木目や布などもツキ板の競合商品と云えると思います。 今は高級自動車の内装にツキ板が使われていますが、以前は木目調に印刷したシートが使われていました。ところが、ヨーロッパで日本車を購入した消費者から「これは本物の木ではない」と不評になったそうです。本物の木は、生活する中で徐々になじんできて色に落ち着きが出てきます。ヨーロッパの消費者には、木にしても石にしても本物志向があるのでしょう。それで日本のある自動車メーカーの方が相談にいらっしゃいまして、ツキ板を使っていただけることになりました。その後すぐに、ほかの有名メーカーにも相次いで採用いただけることになりましたね。 以前はオーディオ機器にもツキ板が使われていました。それが製造方法や費用の問題でプラスチックが使われるようになっています。使いやすく手ごろな価格のツキ板を私どもが作り出せるようになれば、家電にしてもパソコンにしても、デザインで差別化を図るためにツキ板を使っていただける分野は増えてくるはずです。 表面を飾るのにさまざまな素材が使える中で、本物の木の良さを求めるお客様はますます増えると思っています。本物の木の良さをしっかりとPRして、より多くのお客様に使っていただけるようにしていきたいですね。 これは「当社として求める人材」に限った話ではないのですが、海外で話をしていると「日本人は外国に出てこないね」という話をよく聞くようになりました。 日本をもう1度再生するために、世界の最新動向を自分の目で見ていただいて、それから日本のことを振り返り、そして「自分たちで今後の日本をどうしようか」と考える気概を持っていただきたいものです。 「当社として求める人材」については、私どもは非常にアナログな世界で仕事をしています。木や天然の素材に興味を持っていて、行動的な方に入社してほしいですね。 欲を言えば、自分で考えることができることです。木は1本1本が違っていて変化があります。その都度、いろいろなことを考慮する必要があります。その時々で最善策を考えて、行動に移せることが大切です。 そういうことができる人がたくさんいれば、当社はきっと成長していけると思っています。

07.jpg 代表取締役社長 尾山 信一さん

先輩メッセージ
多様化する顧客の要望に応えられるように、幅広い知識を身に付けたい

第二営業本部 営業部 サンフット課 主任
鳥山さん
――北三と出会った経緯から教えてください。 学生のころからモノづくりの仕事にあこがれていました。私は専門的に勉強していたわけではないので、モノづくりの一部にでもかかわれるような仕事を探していました。 北三には、就職イベントに参加して出会いました。イベントのブースに展示されていた天然木やツキ板にものすごく迫力がありました。ツキ板はペラペラなのですが、そのツキ板が重ねて置いてあり、丸太を半分に切ったような形で展示されていたのです。目で見て手で触って「こんな世界もあるのか」と初めて知りました。 天然銘木のツキ板をシートにした「サンフット」という商品の営業をしております。主に建物の内装に使う商品です。「こういう木を使いたい」という設計者の意向を伺い、内装業者と相談して、イメージに近いものを仕上げて納めていきます。予算と現場の進行状況を管理するのが営業の主な仕事になります。 今は、大手ショッピングセンターに設置する丸柱に貼る天然木を手配しています。天井までの高さが高いところでは4メートル50センチほどもあります。そこまで長い木はなかなかありませんから、年間計画が固まってどれくらいの数量が必要になるかが決まったところで、資材仕入の担当者に4メートル70センチくらいの長さが取れる木を仕入れてもらえるように依頼しました。 ほかの企業だったら、そこまで長い木を仕入れることは難しかったでしょう。当社の強みを活かした仕事ができていると感じますね。 最初のころは取引先から「若いから知識がない」と思われてしまい、その評価を何とか覆したくて、職人さんに話を聞いたり、塗装屋さんに相談したりして、経験・知識不足を補おうと努力しました。最近になって、ようやく天然木のことが分かってきまして、お客様から専門的なことを質問されても、しっかりと答えられるようになってきました。 けれど、それで満足していません。資材を輸入したり、ツキ板を生産したりするのにはそれぞれの専門家が必要です。ですが、営業にはもっと幅広い全般的な知識が必要になってきます。今はシートの「サンフット」を扱っていますが、家具に使われる合板に貼るツキ板のことなども学び、どんなことにも答えられる営業になっていきたいです。 というのも、最近はお客様の要望も多様化するようになってきました。これまでは木目がきれいなら満足いただけたのですが、特殊な塗装をしていたり、無垢のように見えたり、野性味あふれる木目だったりとお客様ごとに求めるものが違ってきています。どんな要望にも応えられるように、準備をしていかないといけないと日ごろから考えています。 私もそうでしたが、学生の時点では本当に自分に合っている仕事は分からないものではないでしょうか。 だからこそ、自分の中で「こういう仕事をしてみたい」と思える仕事が見つかったのなら、絶対に挑戦してもらいたいですね。挑戦する気持ちを持てた人は、次にやりたい仕事が見つかった時にも挑戦することができます。たとえ挑戦した結果が失敗であっても、その経験を活かせば、これまでと違う視点を持てるはずです。ぜひ、「挑戦する」という気持ちを持って、がんばってもらいたいです。

08.jpg 第二営業本部 営業部 サンフット課 主任 鳥山さん

先輩メッセージ
仕入れた木材がそのまま有名テーマパークで使われる。今までで一番の達成感

第一営業本部 資材部 仕入課 主任
清水さん
――北三への入社を考えるようになったきかっけは何だったのでしょうか。 大学4年の時に参加した合同説明会で、当社のブースを見つけました。ブースでは木が飾ってありまして、それが説明会場で一番目を引いたのです。 就職活動でいろいろな企業を訪問しましたが、オフィスの中に入らせてもらえると各社の雰囲気が何となく伝わってきます。嫌な空気を感じる会社も中にはありましたが、北三は風通しの良さそうな会社だと感じました。また、活き活きと働いている印象を受けましたね。 基本的にはツキ板に使う原木の買い付けです。海外に行って、銘木を輸入します。そして輸入してきた銘木を、工場で加工するところまで担当していくのが今の仕事ですね。 昨年は1~2週間ほどの出張を何度か繰り返し、延べ3~4カ月ほど海外を飛び回っていました。 買い付けてくる丸太は、その場で中を開いて確認することができません。とにかく「こういう木は良い」「こういう木は使えない」という経験を積んで目利きができるようになり、できるだけお客様の要望に近い木を買ってくることが仕入担当者の腕の見せどころですね。 最近では、有名なテーマパークで杭として使う木材を仕入れてきました。比較的細めの枝のような木を杭として使いたい、という要望で、東南アジアにまで飛びました。普段なら仕入れた木材はツキ板として加工するのですが、この仕事では仕入れた木材がほとんどそのままの形で使われます。その分、自分の目利きが試されることになりますので、重圧を感じていました。お客様の期待どおりの木材を買い付けることができたようで、無事にお買い上げいただけました。「自分の買ってきた木が、あのテーマパークで使われるのか」と自分でも満足しています。今までの仕事の中でも、一番達成感がありましたね。 今は、丸太を買い付けて工場で加工し、営業担当者に渡すまでの業務を担当しています。「買って作る」までを経験していますので、次はこの先の「売る」ところを経験してみたいです。すべての業務を一貫して経験し、お客様の求めるものを提供できるようになれば、それが一番良い形だと思うのです。 その先はまた、経営にかかわる仕事に携わるなど、一歩ずつステップアップしていきたいですね。 今は、就職活動をするのに非常に大変な時期ですよね。私の時も大変だった気はしますが、今はもっと大変でしょう。 就職活動中に辛い経験をすることもあるでしょうが、いろいろとやってみて、とにかく続けてみることです。大変な就職活動の中にも面白いことは見つかるはずです。やる前からあきらめず、何にでも興味を持つ姿勢が大切になるのではないでしょうか。

09.jpg 第一営業本部 資材部 仕入課 主任 清水さん

先輩メッセージ
木はなまもの。煮沸時間一つを取っても加減が難しく、そこが面白い

製造部
飯泉さん
――北三に興味を持つようになったのは、なぜですか。 工業系の学校に通っていました。建築科でしたから、木材を扱うことが多かったです。 いざ就職活動をする時、木材関係の仕事ができる企業はないかな、と探してみたら北三と出会いました。 会社見学の時に工場を見させていただいて、原木置き場に案内されました。日本の木材と比べて、輸入した原木は迫力が全然違うんです。「外国の木材はこんなに大きいのか」と思って、北三の仕事に興味を持つようになりました。 続いて、ツキ板を紹介していただきました。「加工すると木はこんなに薄くなるのか」と感動しました。いろいろな用途で使えますし、木をそのまま使うよりもエコです。こういう製品を作る会社で働きたいと思うようになりましたね。 原木を1次加工してツキ板を生産する部署で、機械操作を担当しています。原木を製材してから、いろいろな工具を使って表面を削り、形を整えていきます。それを機械にセットして、ツキ板に加工していく工程を任されています。 木はなまものです。煮沸してアクを抜く工程があるのですが、煮沸時間が足りないと木が硬いままで加工しづらく、煮すぎると今度は逆に柔らかくなりすぎて肌触りが悪くなってしまいます。木を扱っていると、そのあたりの加減が難しく、面白いところですね。 北三では、営業と製造の距離感がすごく近いです。年齢の近い営業担当者も多いので、工場にもよく足を運んでくれて、「この製品、評判が良かったよ」とか「すぐに売り切れたよ」とお客様の反応を伝えてくれます。 良いものを作ることで「売れたよ」と営業に喜んでもらえて、それを聞くことで自分もうれしくなります。やはり、がんばろうという気持ちにもなりますよね。 当社には独自技術を使って生産する「リアルテック」という商品があります。 人工的にチヂミ柄を生み出す技術を使うのですが、自分が入社したころは、ある種類の木材でしか加工できませんでした。それが徐々に人工的なチヂミ柄を生み出せる材質の種類が増えてきています。新しい武器になってきていると感じますね。 当社はちょうど今、世代交代を進めているところです。若手が自由に発言できるようになってきているので、リーダーシップを取って、後輩を引っ張っていけるようになりたいです。 若い子の中には「これは嫌。あれは嫌」と不平ばかりを言う人もいます。嫌だと感じることはあるでしょうが、そこを少しの間我慢して、続けることです。そうすれば仕事も上手くいき、「嫌だ」と感じなくなっていくのではないでしょうか。 あとは、人間関係に気を付けてほしいですね。人間関係が悪くなると、どんなに良い職場でも仕事が面白くなくなってしまいます。嫌な人や気が合わない人と一緒の職場になることもあるかもしれませんが、上手く付き合っていけるような人付き合いのやり方を身に付けておいてほしいですね。

10.jpg 製造部 飯泉さん
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