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株式会社友伸エンジニアリング

株式会社友伸エンジニアリング 風通しのよい社風がものづくりのスピリットを伝え、若手の成長を支える

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風通しのよい社風がものづくりのスピリットを伝え、若手の成長を支える

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企業の風土ストーリー
風通しのよい社風がものづくりのスピリットを伝え、若手の成長を支える

 建物内の照明や工場の機械などを動かす電気は、配電盤・制御盤がコントロールしている。1971年創業の友伸エンジニアリングは、配電盤と制御盤製作一筋に44年。同社の品質と確実な納期、さらにはスピーディなアフターケアは顧客の信頼も厚く、ほとんどの注文は長年の取引先から寄せられる。品質を守るためには、会社と製品に対する愛情が不可欠というのが同社の哲学。そうした愛情を育む同社の社風に迫った。

大きな声であいさつする同社伝統の「唱和あいさつ訓練」

 「就職のための会社訪問で弊社に来たとき、とにかくあいさつの声の大きさに驚いたんです。元気な会社だなと思い、そんな活気ある社風に魅かれ、弊社を志望しました」と話すのは、高校の電気科を卒業し、現在、購買部に所属する佐久間陸朗さん。同社に入社して3年目になる。
 佐久間さんが驚いたという朝のあいさつは始業前の同社恒例の儀式。ラジオ体操に始まり、10分間の掃除タイム、その後社員全員で「おはようございます」「いらっしゃいませ」「ありがとうございます」と大きな声で繰り返す。これを同社では「唱和あいさつ訓練」と位置付ける。小さなことではあるが、仕事に向かう姿勢を正すとともに、社員の心がひとつになる瞬間でもある。
同社では、設計、技術、生産部門など、それぞれの部門にプロフェッショナル集団がいる。何処の組織もそうだが、分野の独立はややもすると縦割り運営になりがち。しかし、製品はそれぞれの分野を横断して完成する。品質を担保するためには、横軸、つまり、社員全員の意識が一つになっていなければならないのである。朝の儀式は、そうした意識を全員が共有する場というわけだ。
「大きな声を出すことで、さあ今日もやるぞ!とモチベーションが上がります。それに、声を出すことが刺激となっているのでしょうか、ふだんから社員の会話が多く、明るくオープンな雰囲気があります」(佐久間さん)
 佐久間さんが所属する購買部は、製品に使われる部品をそろえる部門。営業が受注した仕事を積算担当が見積もりし、取引先からOKが出ると、技術部門に回り、図面と部品表が起こされる。その部品表が手配書となって、納期に間に合うように部品を発注するのが佐久間さんの仕事。
「一つの製品で部品が50個で済む場合もあれば、数千点に及ぶ場合もあります。種類も多種多様あり、納期は譲れませんから、手配ミス、手配漏れがないよう心を砕いています」(佐久間さん)

body1-1.jpg明るい社風に魅かれて同社を志望した購買部の佐久間陸朗さん

ベテラン社員が愛情をもって指導し、ノウハウを伝える

 そう語る佐久間さんだが、忘れられない失敗がある。
「手配書を1枚見落としていたんです。あれ?発注していない!というのがわかり、部品メーカーさんにかたっぱしから電話をして、ひたすらお願いして、なんとか間に合わせてもらいました」
部品が届かなければ、製品が作れない。それでも、お客様から指定されている納期の遅延だけはどうしても避けなければならない。このときには、上司も共に奔走してくれたという。その上司が佐久間さんの目標でもある大ベテラン佐藤康夫さんだ。
「納期が間に合わなければ信用をなくすのもそうですが、何よりお客様に迷惑をかけてしまうことになります。時には無理難題が生じることもありますから、交渉術に長けてなければなりません。佐藤さんはそこが見事で、柔軟にいくこともあれば、怖いくらいの口調でやりとりすることもあります。仕事では言うべきことははっきり言わなければならないのですが、僕はまだつい遠慮してしまします。佐藤さんの交渉術を1日も早く身につけたいところです」
 若手のお手本となるのは佐藤さんだけではない。半世紀にならんとする歴史を有する同社だけに、それぞれの部門に、業務を知り尽くすベテラン社員たちがいる。そうした先輩たちが若手社員に顧客との信頼を獲得する術や製品・品質に対するプライドをしっかりと伝えているのである。
「僕にとって師匠ともいえる存在が同じ生産課の大先輩の石澤正弘さんです。顔はちょっと怖くて、一見近寄りがたいんですけど、知識がものすごくて、ことあるごとに技術的なことを教えてもらっています。最近、石澤さんから全体的な仕事を任せてもらえるようになってきているのがうれしいですね」と話すのは、東京工場生産課の林秀紀さん(入社6年目)。林さんも佐久間さん同様、高校の電気科を卒業して入社。現在、主にビルなどで使われる高圧配電盤の組み立てに携わっている。
「高圧の電流が流れるものですから、部品と部品の間に一定の距離を置かなければなりません。そうした技術的なことを遵守して、また、混入物などがないよう気を配るなど、安全、確実をモットーに作業に当たっています。それから、部品の配列の美しさにも自分なりにこだわって製作しています」
制御盤は、配線、加工、主回路など、いくつかの工程を経て完成となる。6年目となる林さんは、これまでひととおりの工程を経験し、いわば配電盤の全体像を把握できるまでになった。
「納品後、メンテナンスで現場に行くことがあり、自分の手掛けた製品が現場で活躍しているのを見ると、感動的ですね。これがものづくりに携わる一番のやりがいだと思います」

body2-1.jpg「一つひとつの部品を組み立て製品が完成を見たときには、達成感を感じます」と話す生産課林秀紀さん

交流を深める親睦会、いきいき職場づくりプロジェクト

 ひとくちに配電盤・制御盤といっても、ビルで使うもの、工場で使うもの、もっと大規模なプラントで使うものなど、施設によって製品の規模はさまざま。同社の強みはそうした個別の仕様にあわせて、完全受注生産している点にある。いわば、一つひとつの製品がオーダーメード。それだけに、作業の正確さ緻密さが要求されることになる。それを満たすためには、個々の社員の技術力の高さに加え、社員同士の連携・協力なしには、なしえない。朝の挨拶はそのためのもので、その延長線上に親睦会がある。年に一度、全社員参加の社員旅行は恒例。昨年は2泊3日で沖縄、今年は新潟で行われた。そこには、東京本社をはじめ地方の拠点も含め、全社員約120名が一堂に集い、経営会議ののち大宴会で交流を深める。
「そのほかにも、さまざまな親睦会があります」と佐久間さん。実は、佐久間さん、親睦会を企画する委員も務めている。
「野外バーベキューや屋形船花火鑑賞など、年2~3回は親睦会を実施しています。参加率も高く、東京本社だけを対象にしたイベントでも70名は集まりますから、かなり盛大です」
 また、今年度から「いきいき職場づくりプロジェクト」もスタートした。これは課内の社員交流活性化の取り組みで、課ごとに行われる飲み会やイベントなどに充てる費用として、社員一人あたり月5000円を支給するというもの。
「先日も生産管理課のメンバーと懇親会を催しました。楽しく飲んで語ることで、相手の人柄がよくわかっていいですね。こうした機会が増えると、仕事上のコミュニケーションもスムーズになり、お互いに要望なども言いやすくなると思います」
同社の魅力について、若手社員は「明るい社風」「オープンな社風」と口をそろえる。そうした社風が、これまで培ってきた技術を着実に若手社員に伝えることに寄与し、若手社員たちは確実に成長を遂げている。

body3-1.jpgさまざまな親睦会を通じて、社員同士が交流を深めている

編集部からのメッセージ

従業員ともお客様とも「出会い」を大切にする社風


 一つひとつをオーダーメードで仕上げる同社の製品はオートメーション化が不可能。すべての工程を人の手で仕上げていくだけに、同社にとって従業員が何よりの財産という理念がある。創業社長の「よっぽどの縁があっての出会いです」という言葉に残されるように、従業員ともお客様とも出会いを大切にする社風を伝統的に守っている。
「ですから、当社の顧客はほとんどが創業以来、長年おつきあいをしているお客様。これまで実績のない要望があっても、断ることは絶対にしません」(総務部長・栗須健二さん)。チャレンジを辞さない姿勢が更なる技術の蓄積と顧客からの信頼につながっていることは想像に難くない。

edit-1.jpg施設や機械の電力供給を制御する「配電盤」「制御盤」の設計から製作まで手掛けるedit-2.jpg野球部の活動もさかん

野球部の活動も盛ん


 毎年、日本配電制御システム工業会東京支部主催の野球大会に出場、優勝目指して練習に汗を流しているという。「毎週土曜日が練習日。試合には、社員が大勢応援に来てくれます。野球も社員の絆が深まるいい機会になっています」(林さん)。同社野球部は、過去、5回優勝した実績を持つ。

  • 社名:株式会社友伸エンジニアリング
  • 設立年・創業年:設立年1971年
  • 資本金:1億円
  • 代表者名:代表取締役社長 宮下 啓喜
  • 従業員数:139名(内、女性従業員数15名)
  • 所在地:183-0014 東京都府中市是政2-16-23
  • TEL:042-367-2111
  • URL:http://www.yushin.co.jp/
  • 採用情報:ホームページよりお問い合わせください

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