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サンネット株式会社

サンネット株式会社 一人ひとりが社の一員。互いに意見を言い合える職場環境づくり

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一人ひとりが社の一員。互いに意見を言い合える職場環境づくり

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社員を第一に考えた職場作りストーリー
一人ひとりが社の一員。互いに意見を言い合える職場環境づくり

 サンネット株式会社には、社員の関係が希薄になりがちだというIT企業のイメージを覆す風通しの良さがある。その雰囲気はどのように作られたのだろう。

大手に負けない技術力で1次請け企業に

 サンネットの前身は、1969年に設立された小田原電子計算センター。企業から委託されて顧客データの管理や会計業務を行う会社であった。それだけに当初は勘定系のシステム開発を得意としていたが、発展目覚しいIT業界にあってひとつのものにしがみついていては流れに取り残されてしまうと、さまざまな分野の案件を手掛けるようになっていったという。
 さらに、受注形態も変わっていった。かつては大手システム会社からの二次請け、三次請けが多かったそうだが、現在はほとんどが大手企業からの一次請け。その躍進の原動力となったのが、サンネットの社員の高い技術力である。
 「サンネットは、役員含め上に立つ者も小田原時代から技術職でやってきた叩き上げ。最前線の現場で技術に磨きをかけてきたからこそ、他の会社がしり込みするような複雑な処理でもできるんです」と市川聡社長は同社の技術力に自信を覗かせる。まさに右肩上がりに成長を遂げ、2000年には東京事業所を開設。東京の顧客が増えていく中で、本社機能を東京へ移す構想が持ちあがった。本社が小田原にあるということで入社した社員も多く、当然反発の声も上がった。それでも、会社の将来を考えたときに、業務の中枢が東京にあるのは必ずプラスになるはずだと反対派を説得、2011年9月に東京に本社業務を移転した。

body1-1.jpg「大手の競合にも負けない技術力がある」と語る市川聡社長

東京移転が転機となった働きやすい環境づくり

 この東京本社移転問題は、経営陣の新たなテーマ創出のきっかけにもなった。社員の反発や戸惑いを目の当たりにし、レベルの高いサービスの提供だけでなく、社員の働きやすさにも会社全体として取り組んでいく必要性を実感したのだ。そこで、東京本社開設に先駆けて経営品質向上活動の取組を開始。これは、社員の意見を吸い上げ、働きやすい環境をつくるための活動で、その一環として車座会議が行われている。
 この車座会議では会社を取り巻く情勢の変化やその時々の課題や話題に関して少人数グループでディスカッションが交わされ、さらには社長と直接対話する。企画・運営を担当するのが、入社8年目の瀬戸貴博さん。通常業務に加えてこの車座会議の運営を任されたこともあって、はじめはあまり積極的になれなかったそうだが、続けていくうちに「社員の働きやすい環境のためにもっと会議を活性化させたい」と考えるようになったという。
 「普段はお客様先にいるので、なかなか顔を合わせられない社員も多いんです。車座会議で集まるようになって、本音で意見を言い合えるようになってきました。社としての課題や話題を共有することで『サンネットの一員』という意識が強くなり、もっと会社にコミットしたいと思うようになりましたね。それは他の社員も同じで、会議の雰囲気がどんどん良くなっているのを実感しています」(瀬戸さん)

body2-1.jpg社長と直接対話する車座会議では、社員の意見が活発に飛び交う

社員の声を実現する社員提言制度

 社員提言制度とは、社員一人ひとりが、会社のシステムや事業についての問題点や改善点を気軽に提言できる経営品質向上活動の1つだ。そこで生まれたユニークなイベントが、毎日15時のラジオ体操である。
 「長時間パソコンに向かう仕事ですから、肩や腰の疲れを取るのにちょうどいい。眠くなってくる時間でもありますから、体を動かすことで眠気が覚めて、作業効率が高くなっていると思います」
 企画総務部長の片岡秀文さんはラジオ体操の効果をこう語る。朝ではなく15時の体操というのは珍しいように思えるが、社員のリフレッシュには最適の時間なのだろう。さらに、仕事の手を止めて集まることで社員同士のコミュニケーションの時間にもなるなど、思わぬ副産物も生まれている。
 その他にも、時間外の顧客からの呼び出しや、それに応じて生じる時間外労働に関して把握できるシステムを作ったり、災害用にヘルメットを備えたりと、さまざまな取組が実現されている。社員が気軽に意見を上げられる環境と、それを実行するフットワークの軽さも、同社の魅力といえるだろう。

body3-1.jpg15時のチャイムと同時に始まるラジオ体操で心身共にリフレッシュする

変わらぬ良さと新しい取組が化学反応を起こす

 社員の働きやすさのために制度を整えても、それが必ずしもうまく軌道に乗るとは限らない。それを可能にしたのは、同社に変わらずある社員同士のつながりだ。
 「それぞれ違う課に所属する社員が集まってひとつのプロジェクトに取り組むことも多いので、違う部署の人とも密に連携が取れますし、何かトラブルがあれば別の拠点にいる社員も協力して、みんなで解決しようと動きます。こういった社員同士の連携はずっと変わらないですね」と入社16年目の佐川愛さんは語る。中にはプライベートでも連れ立って遊びに行く社員もいるというから、業務上の連携以上の仲の良さがあるのだろう。
 このように、社員同士のコミュニケーションの土壌があったからこそ、社の一員として課題に向き合い、意見を言い合う場が効果を発揮したのだろう。そうして、単に仲が良いというだけではなく、お互いに忌憚ない意見を言い合える、本当の意味での風通しの良さが作られていったのだ。
 「新しい取組で一定の成果はあったと思いますが、まだまだ満足はしていません。風通しの良さなどいいところは継承しながら、経営品質向上活動をもっと活発にしたり、新しい取組を始めたり、会社全体として成長していきたいですね」
 と市川社長は力強く語ってくれた。

body4-1.jpg「さまざまな分野のお客様先に出向くので、いろいろな職種を経験できるのがやりがい」と佐川愛さん

編集部からのメッセージ

ワークライフバランス推進室

 サンネットでは仕事と子育ての両立ができる職場環境をつくろうと、ワークライフバランス推進室を設置して活動している。推進室ができたのは最近のことだというが、2015年にはフレックスタイム制度を導入するなど、滑り出しは好調だ。
 「ワークライフバランスの推進には、社員が駐在する先のお客様とどう協力するか、社員にワークライフバランスに対する意識をどう浸透させていくかなど、課題も少なくないですが、フレックスタイム制度はワークライフバランスの実現に向けて大きな一歩になったと思います」と推進室のメンバーである佐川さんは語る。今ある課題を解決しながら、今後はさらにステップアップして、短時間勤務や在宅勤務といった制度も導入していく予定だ。

フリーアドレス制

 東京本社のオフィスに入ってまず驚くのが、システム会社にも関わらずパソコンが並んでいない光景である。ではどこにあるのかといえば、オフィス内のロッカーにしまってあるのだという。
 「社員は出社したらロッカーからパソコンを取り出して、そのとき空いている席に自由に座って作業します。お客様先に常駐していることが多い仕事ですから、帰社したときにどこでも使えるようにと座席を決めていません」(市川社長)
 小田原のオフィスでは、普段社内にいる社員のための机しかなく、お客様先に常駐している社員が戻ってきても居場所がなかったというから、大きな変化だ。こうした取組が会社への帰属意識を高め、仕事の質を高めることにもつながっているのだろう。

  • 社名:サンネット株式会社
  • 設立年・創業年:設立年 1969年
  • 資本金:3,200万円
  • 代表者名:代表取締役社長 市川聡
  • 従業員数:142名(内、女性従業員数32名)
  • 所在地:163-0703 東京都新宿区西新宿2-7-1小田急第一生命ビル3階
  • TEL:03-6844-3600
  • URL:http://www.sunnet.co.jp
  • 採用情報:ホームページよりお問い合わせください

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