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エス・エー・エス株式会社

エス・エー・エス株式会社 家族も一緒に楽しめる社内イベントで、社員同士の信頼と仲間意識を育む

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家族も一緒に楽しめる社内イベントで、社員同士の信頼と仲間意識を育む

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ユニークな制度誕生ストーリー
家族も一緒に楽しめる社内イベントで、社員同士の信頼と仲間意識を育む

エス・エー・エス株式会社は、金融、流通、クレジットに特化した企業システムの開発で業績を伸ばしてきた。事業拡大とともに従業員も増えていく中、青山社長は自ら、社員が楽しむ場を企画、社員同士の仲間意識を高め「笑顔を共有する好循環の環境づくり」に成功した。

社内イベントで社員同士の交流を深める

 「金融、流通、クレジットという業界においてシステムを担う者にとって、信頼性は命です。ですから、いいシステムを作ることを第一に考え、やってきました。いいシステムを作れば、お客様からの信頼も得られ、仕事も増えて売り上げも上がる。おかげさまで、順調に業績は伸びています」
 と語る青山秀一社長。自らが金融、流通分野のシステム構築に数多く関わった経験を生かして、1995年、エス・エー・エス株式会社を設立。中小のシステム会社は、大手システム会社の「二次請け」「三次請け」というケースが多いが、青山社長はあくまでもクライアントと直接、取引をする「一次請け」にこだわってきた。とはいえ、クライアントの業務に特化したシステムを構築するには、クライアント企業の業務内容に精通していなければならない。とりわけ、金融、流通、クレジットともなると、専門用語や複雑な業界ルールがあり、それ相応の専門知識が求められる。
 「社員のスキルアップとして資格取得を奨励するなど、業務内容に精通するエンジニアを養成しています。ですから、直接、お客様と打ち合わせしてニーズを聞き取る上流工程から、実際にシステムを作る中・下流工程までのすべてを自社でまかなえる体制を整えました。それこそが当社の最大の強みです」
一貫して請け負えるという強みを武器に、青山社長が掲げる「大手に負けない品質」で同社は顧客の信頼を得てきた。着実に業績を伸ばすとともに、社員数も増加。現在は、社員92名(グループ全体で107名)を抱える大所帯となった。
 「『社員が増えたら、なんか一体感なくなったよね』って、同業者からもよくそんな話を聞いていましたから、絶対、そんな会社にはしたくなかった」そう青山社長は振り返る。
 そこで、バーベキューやボーリング大会、誕生日を社員同士で祝うバースデーディナーなど、社員が頻繁に交流できるイベントを企画した。これらのイベントには、社員の家族も原則、参加。ときには、クライアントの担当者も招いて、一緒に盛り上がる。費用はすべて会社負担。毎月、何らかの社内イベントが予定されており、参加率も高い。
 「とくにシステム開発・保守運用の担当者は、クライアント企業に詰めていることが多いですから、会社企画が何もないと同じ会社の人間ともなかなか顔を合わせる機会がありません。当社では様々なイベントが社員同士の親睦を深めるとても貴重な機会になっています」と語るのは、企画・管理部三原むつきさん(入社8年目)。

body1-1.jpg「頑張っていい仕事をして、社員の家族も含めてみんながすばらしい人生を過ごしてほしい」と語る青山秀一社長

家族同伴の社員旅行 大切な人も一緒に楽しめる

 同社が恒例としている社内イベントに、「社員旅行」がある。社員全員で毎年、国内旅行、5年ごとに海外旅行に行く。しかも、これも家族同伴OK、独身者は彼女・彼氏同伴OKというのだから、驚く。
 「社員だけ連れて行くとなると、その間、家族が離れ離れになりますよね。帰ってくると家で『君だけ、いいね』『お父さんだけ、ずるいよ』なんて家族から言われることになる(笑)。そんなことを言われたら、本人だって心から楽しめないですよね。それならいっそのこと家族も連れて行って、みんなで笑顔を共有してもらおう!ということにしてます」(青山社長)
 国内旅行は、同伴者の分を会社が半額負担。なんと海外旅行では、同伴者の分を会社が全額負担するという。もちろん、参加率も高い。行先は社員のアンケートで決まる。5年前の行先はハワイ。今年はシンガポールが予定され、同伴者含め180名の参加が見込まれているという。
 こうしたイベントや旅行を通して、社員同士の仲が深まるだけでなく、社員の家族とも皆、顔の見える関係性ができる。この功績は大きい。
「社員本人だけでなく、家庭も含めたバックボーンがわかります。奥さんも旦那さんも子どもの顔も知っているわけですから、子どもが病気だと聞けば、『早く帰ったほうがいいよ』とまわりから気遣う言葉が自然に出ます。そんな風に、社員同士がお互いを尊重して、思いやりを持って仕事をしている、手前味噌ですけど、それが当社の最大の魅力だと思います」(三原さん)

body2-1.jpgバーベキューの様子。同社では野球やフットサル、ゴルフといったクラブ活動も盛ん。

社員自らが取り組む働きやすい職場づくり

 社員同士の交流の機会を増やして仲間意識を育むとともに、同社では、仕事の効率化や福利厚生面を含めた社員が働きやすい環境づくりにも取り組んでいる。2010年には、社内に「ワークライフバランス推進チーム」を結成。メンバーは各部署から横断的に募られ、手を挙げた20~40代の8名が社内から寄せられるさまざまな要望をまとめ、検討し、改善に結び付けている。
 「社員からさまざまな要望が寄せられますから、それを議論・検討して、よりよい形に運用するというのが推進チームの役割です。業務に関わることは、各プロジェクトで議論してもらえるよう取り計らいますし、社内イベントなども業務に支障なく社員が参加しやすいよう調整しています。なかには制度面についての要望も上がってきたりしますが、そうしたトップでの検討が必要な案件は、経営陣に提案という形で上げています」(三原さん)
最近では、推進チームが全体会議の時間短縮にも活躍したという。
 「全体会議は月1回ですから、社員それぞれに主張したいことがありますし、ときには、熱い思いがほとばしって、どうしても長引いてしまうことが少なくありませんでした。ここでも推進チームが粘り強く社員に働きかけてくれたことにより、今では、ほぼ予定時間で終了するようになりました」(三原さん)
 小さなことに思えるが、こうした積み重ねが見えない無駄を発見し、改善する原動力になっている。
特筆すべきは、推進チームのメンバーは社員代表であり、自分たちの働きやすさを、いわば当事者的な立場から実現する組織となっていることだ。社員からの要望を広く吸い上げる仕組みがあるのも、社員の納得感を得やすいだろう。業務の効率化は広くいわれていることだが、トップダウン式で「これをやりなさい」では、とかく絵に描いた餅になりがち。この取り組みが評価され、2011年には東京ワークライフバランス認定企業、2012年には港区ワークライフバランス推進認定企業に選ばれた。
 同社の経営理念には、「常に質の高いサービスを提供し、会社のスキルアップを通じてエス・エー・エス全メンバーの生活水準の向上を図ると共に社会の笑顔に貢献していく」という4項目と、その4項目すべての前提となっている「すべては笑顔のために」というベースの(使命ともいうべき)考えが掲げられている。
 「いい仕事をして共に成長し、会社の業績がアップして、そして、社員はもちろん、家族も含めたSASに関わる人たちみんながすばらしい人生を過ごして笑顔になっていく。そういう会社でありたいと本当に思っています」(青山社長)
「社員が増えても、一体感はなくならない」――同社は、それを証明している。

body3-1.jpg「社員同士がお互い尊重し合って働いています」(三原さん)

編集部からのメッセージ

クラウドサービス事業にも参入 市場は拡大が予想される


 同社の核となっているのが、企業の業務システムの設計から運用までを手掛けるSI事業だ。今後、取引先企業において、システムの大規模リニューアルの動きが相次いでおり、事業展望も明るい。加えて、同社は2010年ごろから本格的にクラウドサービス事業にも参入。これまで企業の業務システムを手掛けたノウハウを活かし、人材管理システム「RENER(レナー)」、勤務・雇用・給与形態を管理する「勤労の獅子」、ペーパーレスの給与明細発行システム「eco@給与Lite」といったクラウドサービスを製品化している。今後、クラウドサービスの普及・拡大が予想され、同社でも大きなビジネスチャンスととらえている。

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女性エンジニアを積極的に育成


 同社では、女性エンジニアの育成にも前向きに取り組んでいる。技術職であるエンジニアは、一生ものの仕事といえる。「エンジニアは、性差関係なく活躍できる仕事です。キャリアのあるエンジニアにはできるだけ長く働いてほしい」と青山社長が話すように、出産・子育てといった女性特有のキャリアブレイクに備えて、在宅勤務や時間短縮勤務といった女性の働きやすい環境づくりも積極的に整備している。

  • 社名:エス・エー・エス株式会社
  • 設立年・創業年:設立年1995年
  • 資本金:5,000万円
  • 代表者名:代表取締役 青山秀一
  • 従業員数:92名(内、女性従業員数18名)
  • 所在地:108-0073 東京都港区三田3-4-10 4F
  • TEL:03-5427-3663
  • URL:http://sas-com.com/
  • 採用情報:ホームページよりお問い合わせください

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