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社員がいきいきモチベーション高く働ける職場のつくり方

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離職者ゼロの取組ストーリー
社員がいきいきモチベーション高く働ける職場のつくり方

 社員のモチベーションを高め、楽しく働きやすい職場づくりに力を注ぐ。新入社員の離職ゼロを実現しているIT企業の取組にせまった

会社に社員が居つかない。IT業界の構造的課題

 成長業種の筆頭であるシステムコンサルティング業では、業界を挙げて、社員の帰属意識をどう高めるかに頭を悩ましているという。システムエンジニアの仕事は、一般的に顧客企業のIT関連部門に出向して業務に当たる。そこには、同僚がいる場合もあるが、同業他社のスタッフも存在する。そういった環境で働いていれば、自分の会社への帰属意識が低くなってしまうのも無理はない。そこで多くのIT企業は福利厚生の充実化を図る、一斉帰社日を設ける、社員全員が顔を合わせる機会をつくるなど、帰属意識を高める努力はしているが、他業界に比べて離職率は高止まりのままだ。
 そんな業界にあって、この4年間新入社員(計50数名)の離職がまったくないというのが、社員約150名のシステムコンサルティング企業、グリフィンである。

body1-1.jpg「私自身が働きたいと思える職場をつくりたかった」と上妻英一社長

社員のモチベーションを高く保つために知恵を絞る

 それまでIT企業の取締役であり人事担当者を務めてきた上妻英一社長が2002年に同社を設立したのは、理想の会社のあり方を求めてのことだったという。
 「私がもっとも大切にしているのは、従業員みんなで会社を運営するということです。私自身が会社の代表ではありますが、社員一人ひとりがそれぞれのポジションでは代表であって、みんなが力を合わせて会社を伸ばしていく。そんな会社にするために、知恵を絞ってきました」と上妻社長は語る。
 経営情報をオープンにし、得られた利益は社員全員が納得する形で分配。それだけでもかなりモチベーションはあがりそうだが、上妻社長はさらにやりがいを求め、仕事を楽しくできる環境作りにも力を注ぐ。
 こういった職場環境作りへの取組が評価され、同社は、平成27年度に、「東京都いきいき職場推進事業」で「東京ワークライフバランス認定企業」に選定されている。

body2-1.jpg若い社員が多いグリフィン。上妻社長を囲んで

新人が行きたいグループを選べる

 同社には金融や官庁など、業界ごとに別れた7つのグループがある。新人は研修後にそれぞれのグループ・マネージャの部門説明を聞き、面白そうと思った部門を選べるという仕組みになっている。
 「自分の興味のある分野に進めれば、モチベーションを持って仕事をしてもらえるようになるでしょう。そのほうが一人ひとりの能力は伸びますし、なによりも会社に長くいてくれることにつながると自負しています」と上妻社長は手応えを感じている様子。
 この7つのグループの一つに、ソフトウェア社内受託開発部門がある。新しい技術を身に付けたいと思えば、受託開発部門でOJTを受けながらスキルを伸ばし、ステップアップできるという選択肢もある。
 入社6年目の寺島宏さんも現在受託開発部門に勤務する一人。4年半、車載ナビゲーションシステムの組み込みアプリケーションの開発に携わっていたが、この3月に新しいことに挑戦してみたいとウェブ系システムの受託開発部門に異動した。
 「開発環境も使用言語もまったく異なる部署ですから、新しいチャレンジです。いきなりお客様のところで開発に従事するというのでは、とても踏み出せなかったと思いますが、いまは社内で先輩に教えてもらいながら学べているので、着実にスキルアップできていると思います」と満足げに話す。

body3-1.jpg「じっくり成長していける会社です」と話す寺島宏さん

組織の核となる「グループ長」

 同社のユニークな取組を維持していくうえで、「各グループのグループ長が核」と上妻社長はいう。グループ長には大幅に権限が委譲されており、部下の希望や悩みを聞きながら配置を決めるのはもとより、グループ内で独自に研修を行ってスキルアップを図ったりもしている。
 「私の理念を心から理解していて、その理念を後輩たちに自分の言葉で伝えていける。彼らが育ってくれたことでいまの仕組みを維持・発展させていける。なくてはならない存在です」と上妻社長は打ち明ける。
 第一統括部門マネージャの大磯佐織さんは、3年前からグループを任された。
 「グループ長の一番大事な仕事は、グループ員にいかにやりがいを持ってもらうかです。これがなかなか難しく、あれこれ悩むこともありますが、とにかく新しいことに挑戦してもらって、二の足を踏んでいるようなら背中を押すことを心がけています」と大磯さんはグループ長の責務を語る。いうまでもなく成長を見届けられたときの達成感は計り知れない。
 現在、同社では社員の技術力を高めるために、「基本情報技術者試験」の資格取得率向上を目指しているが、その手法もグループ長に任されている。
「強制してもモチベーションが上がらなければ身につきませんし、試験を受ける意味がありません。それよりも、座談会で話し合ったり、隣の席同士で『資格試験とれた?』みたいな話をなんとなく促したりして、『資格がないと恥ずかしいかも』みたいな雰囲気を作ろうとしています。それがうまくいっているのか、うちのグループの取得率はいま一位です」と大磯さんは微笑む。どこまでもモチベーションを大切にする。その企業姿勢が、長く働きたいという気持ちを生んでいるのは間違いなさそうだ。

body4-1.jpg「ギリギリまで部下に任せる。それで失敗したら私が怒られればいいんです」と大磯佐織さん

編集部からのメッセージ

オフタイムも楽しく、過ごしやすく

 「せっかく縁があって当社に入社してくれた社員たちには、とことん喜んでもらいたい」と上妻社長。それを物語るようなユニークな福利厚生制度がある。同社にはゴルフやテニス、クライミング、フットサル、麻雀など10を超える部活動があり、グループの枠を越えて同好の士が集まって楽しんでいる。さらに、それぞれの活動で10人以上が集まるイベント開催時には、会社から一人あたり3000円の補助が受けられるのだ。
 「部活動に限らず、ちょっとした飲み会でも同様です。それで仲間意識を持てるようになってくれればという試みです」と話す上妻社長自身、ゴルフ部とテニス部に所属し、若い社員たちに混じって、汗を流しているという。
 「上司との距離が近くて、なんでも気軽に話せるのが、この会社のいいところ」と寺島さんが胸を張って言うように、楽しく居心地のいい環境が風通しのよさを生み、社内の活性化にもつながる。働き手にとっても、企業側にとってもそれこそが理想的な職場であることは確かだろう。

edit-1.jpg「部活動」が盛んな同社。社員の絆は強い

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